【TUF9】メインは超絶ベストバウト、シーズン9は英国勢が両階級で優勝
6月20日(土・現地時間)米国ネバダ州ラスベガスのザ・パールでは、ジ・アルティメットファイター(以下、TUF)シーズン9『Team US vs Team UK FINALE』が開催された。
米SpikeTVにおけるリアリティショー=TUFシーズン9、全12週のサバイバルレースを勝ちぬき決勝戦へと駒を進めたのは、ウェルター級が南カリフォルニア在住の英国人ジェイムス・ウィルクスとチームUSAのダマルケス・ジョンソン。ライト級がチームUK対決となった、ロス・ピアソンとアンドレ・ウィナーの二人だ。
前シーズンに比べれば、やや低調に終わった感もあるシーズン9だが、ウェルター級決勝では、ウィルクスが絡みつくような寝技で最後はジョンソンからチョークで一本勝ち。ライト級決勝では、インパクトこそ欠いたもののピアソンがウィナーを判定で下し、それぞれズッファとの高額契約を実現させた。
また、迎えたメインイベント=TUFシーズン1ミドル級優勝者ディエゴ・サンチェスと、初代Strikeforce世界ライト級王者クレイ・グイダの一戦では、今年度屈指のベストバウトが誕生した。試合開始からノーガードで打ち合う両者だが、的確にパンチをヒットさせたディエゴが、連打で飛びヒザ蹴りを叩き込み、左ハイキックでグイダを吹き飛ばす。
だが、ここからがグイダの本領発揮となった。2Rから息を吹き返し、テイクダウンで反撃。パウンド&エルボーを放ちながら、トップキープでポイントを奪い返すと、3Rにはディエゴも下から積極的な仕掛けをみせ、互角の展開に。注目の裁定は、2-1でディエゴの手が掲げられたが、勝ったディエゴは、「彼はマシーン、アニマルだ」とグイダを称した。
その他にも、見逃せないライト級戦、TUFシーズン2優勝者ジョー・スティーブンソンとTUFシーズン5優勝者ネイト・ディアズの一戦では、最高峰のグラップリングウォーが繰り広げられ、最後はスティーブンソンが判定勝利。一昨年、薬物所持により逮捕され、人生の出直しを誓うメルヴィン・ギラードは、ブラジルの古豪グレイソン・チバウから価値ある判定勝利を挙げた。
■大会見所
・フィナーレの注目は、TUF卒業生たちのファイト
・ライト級決勝戦はUK戦、ウェルター級はジョンソン×ウィルクスに
■関連リンク
・UFC公式モバイルサイト - TUFシーズン9放送内容はこちらでチェック!
・ジョー・スティーブンソン 独占インタビュー
米SpikeTVにおけるリアリティショー=TUFシーズン9、全12週のサバイバルレースを勝ちぬき決勝戦へと駒を進めたのは、ウェルター級が南カリフォルニア在住の英国人ジェイムス・ウィルクスとチームUSAのダマルケス・ジョンソン。ライト級がチームUK対決となった、ロス・ピアソンとアンドレ・ウィナーの二人だ。
また、迎えたメインイベント=TUFシーズン1ミドル級優勝者ディエゴ・サンチェスと、初代Strikeforce世界ライト級王者クレイ・グイダの一戦では、今年度屈指のベストバウトが誕生した。試合開始からノーガードで打ち合う両者だが、的確にパンチをヒットさせたディエゴが、連打で飛びヒザ蹴りを叩き込み、左ハイキックでグイダを吹き飛ばす。
だが、ここからがグイダの本領発揮となった。2Rから息を吹き返し、テイクダウンで反撃。パウンド&エルボーを放ちながら、トップキープでポイントを奪い返すと、3Rにはディエゴも下から積極的な仕掛けをみせ、互角の展開に。注目の裁定は、2-1でディエゴの手が掲げられたが、勝ったディエゴは、「彼はマシーン、アニマルだ」とグイダを称した。
その他にも、見逃せないライト級戦、TUFシーズン2優勝者ジョー・スティーブンソンとTUFシーズン5優勝者ネイト・ディアズの一戦では、最高峰のグラップリングウォーが繰り広げられ、最後はスティーブンソンが判定勝利。一昨年、薬物所持により逮捕され、人生の出直しを誓うメルヴィン・ギラードは、ブラジルの古豪グレイソン・チバウから価値ある判定勝利を挙げた。
■大会見所
・フィナーレの注目は、TUF卒業生たちのファイト
・ライト級決勝戦はUK戦、ウェルター級はジョンソン×ウィルクスに
■関連リンク
・UFC公式モバイルサイト - TUFシーズン9放送内容はこちらでチェック!
・ジョー・スティーブンソン 独占インタビュー
<TUF9 FINALE 全試合結果>
第10試合 ライト級/5分3R | ||
○ディエゴ・サンチェス (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | クレイ・グイダ× (米国) |
第9試合 TUF9ウェルター級決勝戦/5分3R | ||
○ジェイムス・ウィルクス (英国) | 1R4分54秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ | ダマルケス・ジョンソン× (米国) |
第8試合 ウェルター級/5分3R | ||
×ケビン・バーンズ (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | クリス・ライトル○ (米国) |
第7試合 TUF9ライト級決勝戦/5分3R | ||
○ロス・ピアソン (英国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | アンドレ・ウィナー× (英国) |
第6試合 ライト級/5分3R | ||
○ジョー・スティーブンソン (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | ネイト・ディアズ× (米国) |
第5試合 ライト級/5分3R | ||
×グレイソン・チバウ (ブラジル) | 3R終了 判定 | メルヴィン・ギラード○ (米国) |
第4試合 ウェルター級/5分3R | ||
○ブラッド・ブラックバーン (米国) | 3R終了 判定 | エドガー・ガルシア× (米国) |
第3試合 ライトヘビー級/5分3R | ||
○トーマツ・デューエル (ポーランド) | 1R4分48秒 TKO | マイク・シエスノレビッチ× (米国) |
第2試合 ウェルター級/5分3R | ||
○ニック・オシベチェック (英国) | 1R3分40秒 リアネイキドチョーク | フランク・レスター× (米国) |
第1試合 ライト級/5分3R | ||
○ジェイソン・デント (米国) | 1R4分46秒 アナコンダチョーク | キャメロン・ダラー× (米国) |