ジャイアニズムに遭遇！こんなときアナタならどうする？

機内や車内に本を持ち込んだら赤の他人に「回して」といわれた、指定席に座っていたら「譲れ」といわれた、ビジネスクラスに乗っていたらエコノミーの人に「席を替われ」といわれた・・・あなたはそんなジャイアニズムを振りかざす人に遭遇した経験はありませんか？

読売新聞が運営している大手小町内の掲示板、発言小町に投稿された『読み終わったら回して下さいって？（機内にて）』と題したトピックスには、そんな驚きの経験が書き込まれている。

トピ主が国際線に乗り込んだときのこと。自分が持ち込んだ雑誌に対して後ろのシートの女性（Aとする）が「読み終わったら回して下さい」といったというのだ。トピ主が「え？自分で買って来た物なんですけど？？」というとその女性Aは「ゆっくり読んでて良いから」といい、挙句、トピ主が持ち込んだもう一冊の本を指差し「じゃあ私は先にそっち読んでますよ、だからそっちはあなたがゆっくり読んでて下さい、で、後から回してね」と、なんとも図々しいことをいったという。

結局トピ主は本を貸さなかった（当然だろう）というが、その後も他の女性（Bとする）に席を換われといわれたり、空港へ降りてからも、機内で仲良くなった女性AとBとその片方とグループだと思われる日本人の団体の女性たちから「重くてもてないからターンテーブルから荷物を取ってくれ」といわれるなど散々な目にあったのだそうだ。しかも、トピ主が自分の荷物を取ろうとしたところ、その女性の一人に「（自分たちのは）それじゃない！」といわれ、女性の一人に押されて転んだという。その女性たち、断って立ち去ろうとしたトピ主に「新聞に投書しようかしら」「デジカメで撮っちゃえ」などと、自分たちの非常識を棚にあげて暴言を浴びせたそうだ。

これに対して、トピックにはトピ主に同情する書き込みや、同じような経験をした人たちからの書き込み、励ます書き込みなどがされており、中には、「新幹線で指定席を譲らなかったら(スーツに足跡がつくほど)蹴られた」「ビジネスクラスに座っていたら、エコノミーの人に替わって欲しいといわれた」など、なんでそんなことを申し出ることができるのかと驚くものも多い。

まさに、自分は何でもしてもらって当然、世界は自分のために周っていると勘違いしているジャイアニズムここに極まれり、というところか。幸い、記者はこういった輩に遭遇したことはないが、この記事をお読みの皆さんはどうだろうか？また、自分の行動はどうだったろうと気になったアナタは、まずは発言小町のこのトピックでわが身を振り返ってみては？

（編集部：北島要子）