(C)SUMMER WARS FILM PARTNERS
 この夏公開される、アニメーション映画「サマーウォ―ズ」の主演声優に俳優・神木隆之介が大抜擢された。

 「サマーウォ―ズ」は、2006年公開のアニメーション映画「時をかける少女」の監督細田守が約3年の時を経て完成させた待望のオリジナルストーリー。「時をかける少女」は、第30回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を始め、国内外の映画・アニメ賞を23冠獲得し、細田はアニメ界の次世代のトップランナーと国内外から高い評価を受けている。

 本作は、ある片田舎の大家族が、世界中で突然沸き起こった危機に対して一致団結し戦いを挑む感動作。神木は、15歳ながらすでに芸暦13年の若手実力派俳優であり、2001年の「千と千尋の神隠し」、2004年の「ハウルの動く城」など数多くのアニメ作品で声優を務めた経験を持つ。「サマーウォ―ズ」で神木が演じるのは、ちょっと弱気で人付き合いも苦手な草食系男子・小磯健二(17)で、まさに等身大のはまり役と言えるであろう。

 今回の起用について神木は、「僕も今年から健二と同じ高校生になるので、キャラクターを深く理解し、リアルに同世代の雰囲気を伝えていきたいです」とコメント。細田監督は、「彼は15歳でありながら、とてつもなく大きな映画俳優としての器を持っている。その才能は、多彩なる映画俳優の世界においてもトップクラスであり、その中で10代と言う役所を担える才能を持つ者は、事実上、彼一人だけだ」と神木を絶賛している。

 映画「サマーウォ―ズ」は今夏、全国ロードショー。

映画「サマーウォーズ」公式サイト - 公式サイト