ライブレポート：Aira Mitsuki「ありったけの愛を、みんな受け取って！」

　1月21日にメジャー・サードシングル「サヨナラ TECHNOPOLiS」と、HMV限定シングル「Valentine STEP」を同時発売したAira Mitsuki。両作は1月20日付けのオリコン・デイリーランキングでそれぞれ初登場15位と23位を記録する中、2月14日には東京・渋谷VUENOS TOKYOにてB.L.T.PRESENTS Girls☆Woodstock　special stage 「fantasy night」に出演した。

　オープニングアクトには、Perfumeあ〜ちゃんの妹“cha-pon”こと西脇彩華によるユニット、Ordinary Venusが登場。2月18日にファーストシングル「さよならマイデイズ」を発売するSweet Vacationが続き、会場の温度を上げていく。ステージのあるB1階はすでに埋め尽くされ階段通路にまで溢れ返った観客が待ちわびる中、トリを務めるAira Mitsukiがダンサー2名を従えて登場。身体に心地良く鳴り響くフロアライクなサウンドにオーディエンスからはひと際大きな歓声で上がり、オープニングナンバー「ニーハイガール」からライブがスタートした。

　バレンタインデーならではの「Valentine STEP」、キュートなダンスで魅了する「ロボットハニー」と序盤はガーリーなナンバーを連発。男性に混じって女性ファンからのAiraコールに、「今日は男女問わず、ハッピーな気持ちになって帰ってもらえるようなライブにしていきたいと思います！」と挨拶を述べると、「孤独」をテーマに自ら作詞を手掛けたという「L0ne1yBoy L0ne1yGirl」をありったけの愛を込めて歌った。

　アッパーで攻撃的な「HiGH SD スニーカー」から、ステッキを用いてダンサーと一体感あるパフォーマンスを展開する「COSMiC CHOPPER」へと緩やかにテンポダウン。ダンサーが姿を消して一人ステージに残ったAiraは、椅子に腰掛けると「Darling Wondering Staring」と「distant STARS」を切なくも温もりある歌声で表現した。

　3月19日に恵比寿LIQUID ROOMで行うワンマンライブの告知を終えた後は、ラストに向けて一気に加速。彼女のリアルな内面が綴られた「サヨナラ TECHNOPOLiS」、リリースから1年の間に更なる進化を遂げた「チャイナディスコティカ」、「ファンタジー・キャンディー」へと続き、ラストはデビュー曲「カラフル・トーキョーサウンズ・NO.9」で大盛り上がりの内にステージを去っていった。

　終演を告げる客電が灯されても尚、鳴り止まぬ「Aira」コールに呼ばれ、再びステージへと戻ってきたAira Mitsuki。アンコールに応え披露された「ロボットハニー (Sound Around rmx)」で観客は一体となって両手を左右に振り、彼女の予告通りハッピーな笑顔で満たされて会場を後にした。

mixi×Aira Mitsuki スペシャルLIVE in LIQUID ROOM
日程：3月19日（木・祝前）
会場：恵比寿・LIQUID ROOM（東京都渋谷区東3-16-6）
開場：19:00〜DJタイム　※AiraMitsukiの出演は20:00〜となります
料金：完全無料、招待制（「サヨナラ TECHNOPOLiS」購入者対象枠、mixi優先入場枠あり）

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