負傷離脱中のACミランMFアンドレア・ピルロ(29)が、今季のチーム目標がセリエA優勝であることを改めて強調した。

「今季最大の目標はスクデット(セリエA優勝)だ。目標を達成するためには、勝ち点の取りこぼしは許されない。序盤の取りこぼしは終盤で大きな差となって現れてくるからだ。我々の特長はボール支配率が高い点にある。『ACミランはなかなかシュートを打たず、シュートチャンスを作ることも少ない』と批判する人もいるが、長年このプレースタイルで結果を出し続けてきた。批評に惑わされることなく、このまま前進すれば良い」とピルロ。

また、昨季国内リーグを5位で終え、今季出場権を逃した欧州CLについては「UEFA杯とCLでは、レベルに大きな開きがあり、CLの舞台が懐かしく感じる。しかし、昨シーズンの結果がUEFA杯出場につながっており、現実を受け止めなければならない。来季は再び欧州CLの舞台に復帰すると信じている」と話した。