【トレビアン動画】ニコニコ動画世界に羽ばたく! 次は『ニコニコ動画(ββ)』?
7月4日(金曜日)、東京ドームシティ JCBホールにて『ニコニコ動画』のイベント、『ニコニコ大会議2008 〜日本の夏、ニコニコの夏〜』(以下、『ニコニコ大会議』)が開催された。
今回は過去の(RC2)、(SP1)より大規模のイベントとなり収容人数は500人から2000人となっている。
参加者は抽選で選ばれ、当選したニコニコ動画ユーザーは会場で大盛り上がり。惜しくも当選しなかったユーザーは『ニコニコ生放送』にて中継を見ることができる。その『ニコニコ生放送』はもちろん通常の『ニコニコ動画』同様にコメントを付けることができる。
最近、MAD規制やらで話題になっている『ニコニコ動画』だが、冒頭では小林宏氏が権利侵害対応の進捗を解説。JASRACとの契約締結、社団法人日本映像ソフト協会、社団法人日本映画製作者連盟との対応などを説明した。これは先日メディアでも発表されたMAD規制と同じものだ。
■おっくせんまんを歌うゴム氏登場
『ロックマン2』(カプコン)の曲に歌詞を付けた通称『おっくせんまん』が『ニコニコ動画せれくちょん』となり7月9日にCDで発売されることとなった。
こちらはカプコンに正式に許可を得ての発売だ。
そんな『おっくせんまん』を歌うゴム氏が『ニコニコ大会議』に出演してくれた。会場は歓喜にわき上がり女性客は叫び声をあげる程だ。
この曲は以前に『ニコニコ動画』サイトにて作詞者を呼びかけていたが結局作詞者不詳のまま発売に至っている。
経緯としては一人で作詞したのではなく数名で改変しながら作詞したため代表作詞者として誰が名乗ればいいのかわからないのだという。
こちらの曲はカラオケにも収録が決定しているぞ。
■ドコモの夏野剛氏がドワンゴに?
次に登場したのは『i-mode』のビジネス立ち上げに携わった夏野剛(なつのたけし)氏だ。
夏野氏は本日付で株式会社ドワンゴの常勤顧問に就任している。
就任日に『ニコニコ大会議』を任された夏野氏は、「ちょっと後悔したかな」と笑いを取りながらも「黒字化を目指しますために頑張るぞ!」と意気込みを見せてくれた。
■『ai sp@ce』でセカンドライフも撃沈?
ここらからは新メンバーに迎えられた夏野氏と西村博之氏が新機能、新サービスの紹介をしていく。
まず『ai sp@ce』(アイスペース)という3Dバーチャル空間サービスが紹介された。
こちらは美少女ゲームのキャラクター『CLANNAD』、『SHUFFLE!』、『D.C.? 〜ダ・カーポ?〜』などが仮想空間に参加。
いわゆる萌え版セカンドライフだ。
日本ではイマイチだった『セカンドライフ』も『ai sp@ce』なら流行る?
■著作権管理『ニコニ・コモンズ』
本日発表された中でキーとなのがこの『ニコニ・コモンズ』だ。
いわゆるクリエイティブコモンズのように自由に使っていい素材を登録したり利用したりできるというものだ。
『ニコニ・コモンズ』素材を利用した動画は“コモンズ素材”というマークが付くので素材元がはっきりわかる。
今までのように「誰のものなのか、改変前は何だったのか?」などということがなくなり作品に対する管理が徹底されそうだ。『ニコニ・コモンズ』は8月中旬に公開予定で、『pixiv』(クルーク社)なども対応予定となっている。自分の描いたキャラクターを多くの方に使って欲しい方にはオススメな機能だ。
■コミュニティ機能
コミュニティ機能はメンバー内で動画を見せ合ったりする際に活用するものだ。
コミュニティの作成はプレミアムユーザーのみに限られているが、投稿、閲覧、参加は一般ユーザーでも可能だ。また機能権限の設定可能となっている。
コミュニティ内に参加しているプレミアム会員の数に応じてコミュニティがレベルアップするという一風変わった機能もありレベルアップに応じて投稿可能動画数の上限が増加するといった恩恵が受けられる。これも黒字化目指すためのプレミアムユーザー獲得のための特典だ。
■動画に対応したニコニコムービーメーカー(有償版)
現在無償で配布されている『ニコニコムービーメーカー』が動画に対応してパワーアップした。有償となるがH264+AAC動画の作成やエフェクト、アニメーション、トラック数の増加など、今まで静止画だけで物足りなかった人には待ちわびた製品となっている。
気になる価格は有償版と発表されただけで具体的な値段はまだ不明だ。
■ドイツ語、スペイン語対応
台湾エリアでトラフィックランクが86位となっている『ニコニコ動画(台湾)』だが、さらに多国語に対応することが発表された。
ドイツ語とスペイン語に対応し、さらなる海外展開の強化を見せる。ただの多言語対応だけでなく、今後はメンテナンス情報など今までおろそかになっていた部分もキッチリ対応していきたいとのことだ。なぜ英語圏はスルーしたのかというと、「うるさい人がいるから……」ということらしい。なるほど。
■生配信感が最も味わえたのは質問コーナー『MAD美人』
質問コーナーでは一般の参加者が質問する形式で質問者は動画で生配信されるのだ。
それに対してもコメントを付けることができるので視聴者の意見やコメントがリアルタイムに付けられる。
通常の『ニコニコ動画』の場合は“仮想のリアルタイム”だが、この生配信の場合は実際のリアルタイムということもあり、動画に映し出されてる人や会場が反応するという面白さがある。
女性質問者がMAD関係について質問したところ「MAD美人」とコメントが付きそれに対して会場が大爆笑。
その後の質問者も全て顔を公開されたためコメントの標的となり会場は大いに盛り上がった。
こちらは一般の方がうつっているので動画ではお見せできないが音声のみは下記から聴くことができる。
エンターテイメントイベントならではだが、どこか勇気のある企業さんは株主総会でこれを取り入れてみてはどうだろうか。ドワンゴとかドワンゴとか……。
MP3音声(会場で爆笑してる箇所は面白いコメントが流れた瞬間)
次回は『ニコニコ動画(ββ)』となり秋に発表会を行うとのこと。
規模や日時は未定だが、また今回のような盛り上がりを見せて欲しい。
今回のイベントでは入り口に多くのスタンド花が飾られ各界著名人やニコニコ動画関係者などの名前がずらりと並んでいた。
さらにグッズ販売も行っており『ニコニコ動画シャツ』や『ひろゆきポスター』など使い道に困るネタ的なものも置いていたぞ(本気のようだ)。
イベントに参加せずにウェブから見ていた人の感想によると、「質問のコーナーが一番面白かった」とのことだ。
参加者との質疑応答だけのイベントを行ってもいいのではと思ってしまった。もちろん生配信なのでコメントされること覚悟だ。
後半はトークセッションとなっていたのでそちらは後ほどで紹介したい。
〜おまけ〜
■『がくっぽいど』ハッピーバースデー・トゥ・ミー
▲7月4日はGackt氏の誕生日ということで……。
■あの声の中の人登場!?
▲PRIDEの選手入場コールの中の人が登場。今回のイベントに登場する人物は全てこのレニー・ハートがコールした。
■オフ会も開催されていた!
イベント終わりに駅に向かっているとなにやら紙を掲げてる青年がいるではないか。
遠目からでは何が書いてあるかわからず「フリーハグ」かと思ってしまったが、近づいてみると「会議off」と書かれていた。さらに初音ミクのイラスト入りである。
これはもしやイベント終わりのオフ会?
トレビアンスタッフは参加者に「何してるんですか?」と訪ねると、「集まってオフ会ッス!」とのこと。
折角ニコニコユーザーが集まったのでみんなで食事をしようということらしい。
内心「(めっちゃ参加したい!)」と思いながらも帰宅するトレビアンスタッフであった。
参照:ニコニコ動画(夏)
参照:ai sp@ce
参照:ニコニ・コモンズ対応サイトへの参加のお知らせ(pixiv 開発者ブログ)
関連記事:『pixiv』を運営するクルークに突っ込みインタビュー!
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そんな『おっくせんまん』を歌うゴム氏が『ニコニコ大会議』に出演してくれた。会場は歓喜にわき上がり女性客は叫び声をあげる程だ。
この曲は以前に『ニコニコ動画』サイトにて作詞者を呼びかけていたが結局作詞者不詳のまま発売に至っている。
経緯としては一人で作詞したのではなく数名で改変しながら作詞したため代表作詞者として誰が名乗ればいいのかわからないのだという。
こちらの曲はカラオケにも収録が決定しているぞ。
■ドコモの夏野剛氏がドワンゴに?
次に登場したのは『i-mode』のビジネス立ち上げに携わった夏野剛(なつのたけし)氏だ。
夏野氏は本日付で株式会社ドワンゴの常勤顧問に就任している。
就任日に『ニコニコ大会議』を任された夏野氏は、「ちょっと後悔したかな」と笑いを取りながらも「黒字化を目指しますために頑張るぞ!」と意気込みを見せてくれた。
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今までのように「誰のものなのか、改変前は何だったのか?」などということがなくなり作品に対する管理が徹底されそうだ。『ニコニ・コモンズ』は8月中旬に公開予定で、『pixiv』(クルーク社)なども対応予定となっている。自分の描いたキャラクターを多くの方に使って欲しい方にはオススメな機能だ。
■コミュニティ機能
コミュニティ機能はメンバー内で動画を見せ合ったりする際に活用するものだ。
コミュニティの作成はプレミアムユーザーのみに限られているが、投稿、閲覧、参加は一般ユーザーでも可能だ。また機能権限の設定可能となっている。
コミュニティ内に参加しているプレミアム会員の数に応じてコミュニティがレベルアップするという一風変わった機能もありレベルアップに応じて投稿可能動画数の上限が増加するといった恩恵が受けられる。これも黒字化目指すためのプレミアムユーザー獲得のための特典だ。
■動画に対応したニコニコムービーメーカー(有償版)
現在無償で配布されている『ニコニコムービーメーカー』が動画に対応してパワーアップした。有償となるがH264+AAC動画の作成やエフェクト、アニメーション、トラック数の増加など、今まで静止画だけで物足りなかった人には待ちわびた製品となっている。
気になる価格は有償版と発表されただけで具体的な値段はまだ不明だ。
■ドイツ語、スペイン語対応
台湾エリアでトラフィックランクが86位となっている『ニコニコ動画(台湾)』だが、さらに多国語に対応することが発表された。
ドイツ語とスペイン語に対応し、さらなる海外展開の強化を見せる。ただの多言語対応だけでなく、今後はメンテナンス情報など今までおろそかになっていた部分もキッチリ対応していきたいとのことだ。なぜ英語圏はスルーしたのかというと、「うるさい人がいるから……」ということらしい。なるほど。
■生配信感が最も味わえたのは質問コーナー『MAD美人』
質問コーナーでは一般の参加者が質問する形式で質問者は動画で生配信されるのだ。
それに対してもコメントを付けることができるので視聴者の意見やコメントがリアルタイムに付けられる。
通常の『ニコニコ動画』の場合は“仮想のリアルタイム”だが、この生配信の場合は実際のリアルタイムということもあり、動画に映し出されてる人や会場が反応するという面白さがある。
女性質問者がMAD関係について質問したところ「MAD美人」とコメントが付きそれに対して会場が大爆笑。
その後の質問者も全て顔を公開されたためコメントの標的となり会場は大いに盛り上がった。
こちらは一般の方がうつっているので動画ではお見せできないが音声のみは下記から聴くことができる。
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次回は『ニコニコ動画(ββ)』となり秋に発表会を行うとのこと。
規模や日時は未定だが、また今回のような盛り上がりを見せて欲しい。
今回のイベントでは入り口に多くのスタンド花が飾られ各界著名人やニコニコ動画関係者などの名前がずらりと並んでいた。
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イベントに参加せずにウェブから見ていた人の感想によると、「質問のコーナーが一番面白かった」とのことだ。
参加者との質疑応答だけのイベントを行ってもいいのではと思ってしまった。もちろん生配信なのでコメントされること覚悟だ。
後半はトークセッションとなっていたのでそちらは後ほどで紹介したい。
〜おまけ〜
■『がくっぽいど』ハッピーバースデー・トゥ・ミー
▲7月4日はGackt氏の誕生日ということで……。
■あの声の中の人登場!?
▲PRIDEの選手入場コールの中の人が登場。今回のイベントに登場する人物は全てこのレニー・ハートがコールした。
■オフ会も開催されていた!
イベント終わりに駅に向かっているとなにやら紙を掲げてる青年がいるではないか。
遠目からでは何が書いてあるかわからず「フリーハグ」かと思ってしまったが、近づいてみると「会議off」と書かれていた。さらに初音ミクのイラスト入りである。
これはもしやイベント終わりのオフ会?
トレビアンスタッフは参加者に「何してるんですか?」と訪ねると、「集まってオフ会ッス!」とのこと。
折角ニコニコユーザーが集まったのでみんなで食事をしようということらしい。
内心「(めっちゃ参加したい!)」と思いながらも帰宅するトレビアンスタッフであった。
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