三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融アコムの適用金利が年7.7%と、消費者金融大手の中では最低水準となっている。2008年3月31日分の新規貸出分からの適用している。三井住友フィナンシャルグループのプロミスの下限金利は年7.9%、アイフルは年9.8%を提示。武富士は4月11日に発売した「フォーミュラローン」で年9.125%〜13.943%を設定している。

   三井住友銀行のカードローンは年6〜12%(500万円まで)、みずほ銀行の「プラチナプラン」は年7.6%(同)、三菱東京UFJ銀行の「バンクイック」は年6.5〜15%(300万円まで)と、年7%台の金利は銀行のカードローンとあまり変わらない水準。貸金業法の施行に伴うグレーゾーン金利の完全撤廃への対応として各社は上限金利を年18%以下に引き下げてきたが、下限金利も引き下げることで「銀行を利用するような」優良顧客を開拓する。

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