27日に行われたCLグループFの試合で、マンチェスター・ユナイテッドがホームでスポルティングと対戦。すでに前節の結果でグループリーグ突破を決めているマンUだが、先制したのはスポルティング。21分に、右サイドのアベウのミドルシュートが鮮やかにネットを揺らした。
 前半のふがいない戦いぶりに、マンUのファーガソン監督は後半開始からナニとフレッチャーに代えてテベスとギグスを投入。すると、61分にはエヴラ、サア、ロナウドとつないでテベスがゴールに押し込んで1−1。その後優勢に進めたマンUは、ロスタイムにロナウドがFKで古巣相手に決勝ゴールを決めて2−1で勝利した。
 これでマンUは先週末のリーグ戦の負けを払拭するとともに、5戦全勝で首位通過を確実にした。
 
 また、もう1試合ではローマがアウェイでディナモ・キエフと対戦、パヌッチが先制、ジュリが追加点、さらにヴチニッチが2ゴールを入れ、4−1と快勝。勝ち点を10に伸ばして、決勝トーナメント進出を決めている。
 
 この日の結果でグループリーグ敗退が決まったスポルティングはUEFAカップにまわり、ディナモは5試合を終えて勝ち点0で最下位が決まった。