マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が、「主審へ侮辱的な言葉を投げかけた」としてサッカー協会(FA)から処分を受けることになった。0−1で敗れたアウェイのボルトン戦で、マーク・クラッテンバーグ主審に抗議したためだ。
 12月11日までに異議を申し立てることができるが、処分が決まれば罰金とベンチ入り禁止となる可能性がある。
 ファーガソン監督は過去にクラッテンバーグ主審を称賛していたが、ボルトン戦では、降格圏のボルトンの「乱暴な」戦術に対する主審の対応に不満を示しており、26日には、「ボルトンのようなポジションにいるチームがああいうプレーをするのは予想ができる。最下位近くにいるチームは勝つためにはけんか腰の激しい戦いをしてくるものだ。大事なのは、主審がそれをコントロールすることなのだ。主審はサッカーのルールを守るための調停人なのに、それがなされなかったと思っている」と話していた。