ライブレポート:木村カエラ、感涙の武道館公演
今年2月に発表した3作目のアルバム「Scratch」が、オリコン・ランキングで自身初となる初登場1位を記録した木村カエラ。4月10日の横浜BLITZを皮切りにスタートした、全国23ヶ所24公演のツアー「『Scratch』〜上がってますってばTOUR〜」の追加公演が15日、日本武道館で行われた。
この日のチケットはソールドアウトとなり、満員の観衆が客席を埋め尽くす中、「Circle」からライブがスタートした。バッサリとベリーショートに髪を切った木村カエラは、バンドメンバーと同じくモーニング姿で登場。ロック・オーケストラを率いる指揮者さながらに、演奏後には客席に深々と一礼した。
木村カエラの存在を世に広く知らしめる切っ掛けとなった「リルラリルハ」では、会場中が手拍子でリズムを刻み、「TREE CRIMBERS」では、サイケデリックでスリリングなロックの醍醐味を体現。浮遊感のあるサウンドに、伸びやかなカエラの歌声が加わり、魂が肉体から解放されるかの様な心地良さを覚える「Snowdome」と、楽曲の世界観を伝えるその歌声は、表情豊かに変化を見せた。
アンコールでは、7月18日に発表となる9作目のシングル「Samantha」をいち早く披露。「まさか自分が、武道館で歌えるなんて思いもしなかった。私を生んでくれたパパやママ、私を支えてくれるスタッフや家族、友人たち…本当にありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝えると、思わずカエラの瞳から涙が溢れる。この瞬間までの道のりが決して楽なものではなかったことを物語っていたその涙に、観客は大きな拍手と「ありがとう!」の言葉を彼女に贈っていた。
「『Scratch』〜上がってますってばTOUR〜」は、6月23日の沖縄NAMURAホールで最終公演を迎える。また、今秋にはZeppツアーが決定したことが、この日に発表された。
・木村カエラ - アーティスト情報
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