【ファンキー通信】イヤでもお金の貯まる節約術

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 突然ですが皆さん、貯金してますか? 私はしてません。というか、できません。入ったら入った分だけパァーッと使ってしまう・・・こういう人、意外と多いのでは?

 それでも世の中にはコツコツ貯金して家まで建ててしまう人もいるわけで、同じ人間なのにどうしてここまで違うのかと不思議に思いますよね。「いったいどうしたらお金が貯まるんだろう?」――このように周囲に漏らしていたところ、ひとりの知人から「お金は有限なんだから、使えばなくなるよ。節約すれば?」と助言をいただきました。そうか、節約か!!

 しかし、今ままで浪費の限りを尽くしてきた人間が、いきなり上手に節約できるわけがない。まずは節約のイロハから学ばなければ・・・ということで、「節約の達人」として雑誌に掲載されたこともある主婦・S子さんに“プロの節約ワザ”をレクチャーしていただきました!

 「節約生活を始める前に、まず“自分がどれだけ無駄使いをしているか”ということを自覚しなければなりません。そのためにも、家計簿は絶対につけるようにしましょう。飽きっぽくてなかなか続かない人は、レシートを貼るだけのやり方でもOK。とにかく続けることが大切です」(節約主婦 S子さん)

 「家計簿を続けていくこと」――これには以下の2つの効能があるという。
(1)いかに自分が無駄使いをしているのかを自覚し、自己嫌悪におちいることで、翌日からの浪費を抑えられる
(2)節約している様を目で見て実感できるので、段々と楽しくなっていく
 
 どちらも節約を成功させるためには欠かせないポイントなんだとか。家計簿をつけ始めたら、お次は基本的な節約術の実践へ。

 「最も節約しやすく、かつ大きく抑えられるのが『食費』です。手始めに、冷蔵庫を開けてみてください。使わなかった食材や、残り物がたくさんあるのではないでしょうか? その中から作れるメニューを考えて、一度冷蔵庫の中をカラッポにしてみましょう。お買い物に行くのはその後です!」(同)

 次に節約しやすいのは「光熱費」。電気のアンペア数を落としたり、洗顔中や歯磨き中に水を出しっ放しにしない。入浴は家族で連続して済ませ、風呂の追い焚きを避ける。・・・たったこれだけのことでも、月の光熱費はずいぶん変わってくるのだそうだ。節約のコツは、“無駄を省くこと”なのだ。

 日常生活のちょっとした努力で、お金は貯めることができる。あなたも節約の達人になって、デッカイ夢、つかんでみてはいかが? (安田明洋/verb)