左より前田敦子、篠田麻里子

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 秋元康氏プロデュースによる、アキバ発“会いに行けるアイドル”AKB48。秋葉原ドンキホーテ8階のAKB48劇場にて行われるステージのチケットは連日完売。いよいよ10月25日に発売となるメジャー・デビュー曲「会いたかった」は、チームA・20名、チームK・16名の総勢36名の中から選抜された20名による初の合同作品となる。その中からメンバーを代表して、チームAの篠田麻里子(20)と前田敦子(15)の二人に会いに行った。

――まず、お二人がAKB48に入ったきっかけから教えて欲しいのですが、篠田さんはもともと店員さんをやられていたそうですね。

篠田麻里子(以降、篠田):AKB48シアターにカフェがあるんですけど、そのカフェで初代カフェっ娘をしてたんですよ。AKBに入りたかったんですけど、オーディションに間に合わなくて、AKB48のカフェで働く人を募集しているということで、カフェの店員になって「いつかはこのステージに立ちたいな」という希望をもってやってました。

――カフェの店員から、どうやってAKB48に入れることになったのですか?

篠田:人気投票というのがあって、ファンの方の声援によりメンバーになることができました(笑)。

――前田さんはオーディションを受けて?

前田敦子(以降、前田):はい。もともと女優さんになりたくて。私達はアイドルなんですけど、育っていく場所というか、リアルなレッスン場というか。

――お二人は、AKB48の中での役割などはあるんですか?例えばボケとツッコミのような。

篠田:天然が多いんですよ、AKB48って。ツッコミたくなるようなボケをしてくるので。ボケて×3、誰もツッコまないからツッコまなきゃいけなくて、それで基本的にツッコミになっちゃうんですよね。

――前田さんは、どちらかと言えばボケの方なんですか?

前田:かもしれないですね。私はなんかマイペースなんですよ。みんなが焦っているのを見てるだけみたいな(笑)。逆に「焦って!」ってよく言われます。

――メンバーの年齢層も幅広いですが、普段はどんな感じですか?

篠田:結構、年齢関係なく、あっちゃんともずっと一緒にいるし、一番下が12歳の加弥乃ちゃんなんですけど、12歳と20歳の私がじゃれ合ったりするし。どちらかと言うと12歳の方が大人なんですよ。目標があるからかもしれないですけど、みんな考え方がしっかりしてるんですよね。「私が12歳だったらそんなこと思ってないよ」ぐらいの。だから、逆に合うかなって。こういう仕事をしていない同じ年の子より、同じ芸能界を目指している12歳の子とすごく話が合いますね。

――今回、チームAとチームKのメンバーが一緒になってみてどうですか?

篠田:Kの子ってすごく元気がいいんですよね。Aの子も元気がいいんですけど、天然でポワーんとしてるから、不思議な感じだよね。

前田:Aの方が不思議なオーラを出してる子がいっぱいいるよね。

篠田:Kの子ってすごく激しいツッコミをするらしくて。ちょっとボケて流される部分も全部ツッコまれるみたいな。雰囲気的には漫才みたいな感じになってますけどね。

――チームAの方が若干長くこのお仕事をされていますが、そういう先輩後輩の様な感じは?

篠田:上下関係はないです。

――年齢も関係無く?

篠田:あっちゃんより年上のチームKの子がいたら、あっちゃんが敬語使うよね。

前田:うん、年上なので。

――目上の人を立てるみたいな、体育会系なんですかね?

篠田:そうですね。チームAが先だから先輩って訳ではなく、やっぱり年。でも、基本的にあまり敬語とかも、そんなに気を遣わないで気軽にしゃべれたらなって。

――リーダーはいないんですか?

篠田:いないよね。

前田:まとめてくれたりする時はあります、お姉さん達は。

――普段、メンバー間でミーティングみたいなものはやりますか?

前田:やったことあるね、何回も。

篠田:公演の始まる前に円陣を組むんですけど、その時に「今日、頑張ろうね!」的な感じで。終わった後は、自分達のどこが悪いのかとか、「最近たるんでない?」みたいな感じの話もするんですよ、みんなで。

――誰か泣いたりします?

篠田:泣きはしないよね。「言いたいことはそこで言おうよ!」っていう。あまりコソコソしたくない。