インタビュー:AKB48「天然が多いんです」
――メンバー間で何か流行っていることはありますか?
篠田:最近、エアトランプとかやってますねぇ。前田:あー、不思議なことやってるね。
――それは、エアギター的な?
篠田:エアギターもMCとかでやるんですけど。エアトランプっていうのは、トランプを持ってこないで、わざわざエアーでやって、ババ抜きとかやってるんですよ。で、なんか楽しそうなんですよ(笑)。前田:空想の世界で楽しんでる(笑)。
――やっぱり天然と言うか、不思議ちゃんが多いんですかね。
篠田:そうですねー。「そこでそれやるの?」っていう。――秋葉原の劇場で連日ステージを行うこともそうですが、自分達は他のアイドルとここが違う、というものはありますか?
篠田:「会いにいけるアイドル」がコンセプトなんですけど、日々の成長を見て頂ける所が他のアイドルとは違うなって。「自分で育てる」って秋元先生が言ってたんですけど、応援とかによって自分も成長していくから、そういう所も見て頂けるんじゃないかなっていう。前田:他のアイドルの人達は、握手会の時とかは、ファンの人と触れ合うことがあるじゃないですか。でも私達は劇場が終わった後に、何か一緒に触れ合ったりする場が結構あるんだよね。そういう所が私達にとっても違うと思うですよ。
――お客さんと、何かしてみたいことはありますか?
篠田:今まで、花やしきツアーとか遊園地とか、いっぱい行ったね。劇場でみんなでクリスマスパーティーとか良くない?前田:あー、やったことないね、そういうの。
――秋元康さんって、どんな方ですか?
前田:相談すると、なんか本当に自分のことを分かられているのかな?っていうぐらい、すっごく見てもらってるんだよね。メンバー一人ずつのことを分かってくれてるんですよ。ビックリしました!本当に。篠田:何に悩んでいるのかを知ってたんですよ。「これで最近悩んでいるでしょ?」みたいな感じで。
前田:メンバーと二者面談とか、たまにさせてもらう時とかに、話さないでもう分かってるんだよね。ビックリする。
――AKB48の曲は全て秋元さんが歌詞を書かれていますが、読んでどう思いますか?
篠田:さすが作詞家だなって思いました。言い回しとかもあるじゃないですか。「会いたかった」は結構ストレートな曲なんですけど、色んな曲があって。前田:例えてたりとかね。
――「会いたかった」の歌詞で気に入ってる部分はありますか?
前田:サビの「会いたかった、会いたかった」の所ですね。篠田:「誰よりも大切だから」っていう。
――結構、恋愛の曲が多かったりしますよね。
篠田:そうですね。――今までにインディーズで2枚のシングルを出されていたので、レコーディングやミュージックビデオの撮影は今回が初めてではなかったですか?
前田:でも今までのは、1回目は劇場で踊ってるミュージックビデオで、2回目は他の所で撮りに行ったんですけど、全部踊っているだけだったんですよ。でも今回は初めてドラマ仕立てというかね。篠田:ストーリー性のあるものができた。
――演技とか。
前田:挑戦しました。――見所を教えて下さい。
前田:「会いたかった」のミュージックビデオなんですけど、カップリング曲の「だけど…」の話とちょっと繋がってるんですよ。どっちも話が入ってるんですよ、一つのミュージックビデオに。だから、どっちの曲の気持ちも伝わったらいいなと思いますね。