AFLでMVPに輝いたブルワーズのケストン・ヒウラ【写真:Getty Images】

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23試合で打率.323、5本塁打33打点でチームの優勝に貢献

 レッドソックスがワールドシリーズチャンピオンに輝いた2018年のMLB。シーズンは幕を閉じ、オフシーズンに入ったが、若い選手たちの戦いは続いている。ドミニカやプエルトリコ、メキシコで行われるウインターリーグが有名だが、米アリゾナ州ではMLB傘下の教育リーグ「アリゾナ・フォールリーグ」が17日まで開催されていた。

 この秋季リーグでMVPに輝いたのが、ブルワーズの日系3世ケストン・ヒウラ内野手。その活躍をMLB公式サイトが「ブルワーズのヒッティング・マシーンのヒウラがAFLのMVPに選出」と伝えている。

 2017年のドラフト1巡目(全体9位)で指名。ブルワーズの“ナンバー1”プロスペクト(全体では30番目)にランク付けされているヒウラは、優勝したピオリア・ハベリーナズに所属し、23試合に出場。打率.323の成績を残し、5本塁打33打点の好成績をマークした。

 同サイトは「エキサイティングだよ。とても光栄なことだし、新しい人たちに出会い、世界中の最高の選手たちと対戦し、ここで素晴らしい時間を過ごした。ここでプレーしたことにワクワクしたし、この賞を受賞できて嬉しい」とヒウラのコメントも紹介している。
 
 ルーキーイヤーとなった今季、1A+で50試合に出場して.320、7本塁打、2Aでは73試合に出場し、.272、6本塁打を放った22歳。記事内では「成功だと思う。今年の大きな目標は健康でいて、できるだけ多くの試合に出場することだった。その目標を達成できた」と1年目を振り返っていた。(Full-Count編集部)