1993年8月25日にシングル『僕の見たビートルズはTVの中』でデビューした斉藤和義。デビュー25周年イヤーにシングルズベスト『歌うたい25 SINGLES BEST 2008〜2017』のリリースとアニバーサリーツアーを開催するなど精力的な活動を続けている中、新曲『カラー』についての情報が明らかとなった。



日本の美しい風景を走る鉄道とともに、迷いながらも成長していく人々の姿を清々しく描き、多くの世代から愛される人気シリーズとなった映画「RAILWAYS」。この度、シリーズ最新作となる「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」が有村架純と國村隼のW主演にて、11月30日(金)に公開。若くして夫を亡くし、夫の連れ子を抱え夫の故郷・鹿児島で一念発起して「運転士」を目指す主人公・晶役に有村架純。晶の義父で、最初は頑なだったが、晶の明るさと孫の駿也とふれあうことで徐々に心を通わせていく節夫役に國村隼が出演。この度、本作の主題歌に斉藤和義による書き下ろしの楽曲『カラー』が決定した。

主題歌『カラー』は斉藤が鹿児島での本作撮影現場を訪れ、実際に主人公・晶(有村架純)や節夫(國村隼)が劇中で運転する肥薩おれんじ鉄道に乗車する等して、イメージを膨らませ書き下ろしたもの。完成した曲は、列車が線路を走っていく情景が浮かぶようなイントロから始まり、歌詞全体もさることながら特に印象的なサビの「走り出す 風になる空高く 舞い上がれ」という部分で、本作のテーマでもある”再出発“を強く感じる、前向きな気持ちになれる曲になっている。この『カラー』によって、鉄道を舞台に、愛する人を失った家族の“再出発”を描く物語がより一層きれいに彩られるだろう。そして、斉藤和義からのコメント、有村架純・國村隼・吉田康弘監督からのコメントも到着した。

また、2018年8月25日に迎える斉藤和義デビュー25周年を記念して7都市10公演にて開催されるアニバーサリーツアーのグッズが公開となった。25周年を記念して製作された斉藤和義オリジナルギターストラップは斉藤和義監修の元、細部にまでこだわり抜いた逸品で本人もステージで着用。そして以前から下がり眉毛が似ていると一部で話題の博多の銘菓“にわかせんぺい”とのコラボレーションも実現!パッケージだけでなくおせんべいもにわかせんぺい名物のお面もすべて斉藤和義オリジナルバージョン!博多を飛び出し全国で販売!その他にも印象的なアルバムタイトルロゴなどがデザインされた斉藤和義25周年の軌跡を辿る全8種類のメモリアルキャップやオリジナルアルバムジャケットデザインのメガネケースなどアニバーサリーライブならではのアイテムもラインナップ。20周年ライブにてご好評をいただいたガチャガチャもアイテムのラインナップが増えバージョンアップで再び登場!詳細はツアー特設サイトまで。

斉藤和義 コメント
お話を頂いて、おれんじ鉄道に乗ってみたくて鹿児島へ行ってきました。
現地で吉田監督にもお会いできて、映画への熱い思いや、
晶の裏設定など貴重な話を聞かせて頂きました。
撮影された家、神社や学校。
小さな駅や、雄大な海の横を走るたった1両の気動車。

自分なりにこの家族の幸せな未来をイメージして書きました。

有村架純 コメント
ローカル線の駅や、周りの風景が、鮮明に浮かび上がってきます。
これからどこへ連れて行ってくれるんだろう。家に帰ると、どんな顔をして家族が待っていてくれるんだろう。そんな、楽しいとは少し違う、優しい期待や、優しい希望が生まれる歌だと思いました。
色んな人の色んな感情を乗せて動いている鉄道に、まさにピッタリの曲です。

國村隼 コメント
この曲を聴いたとき…
モノトーンの画面に美しい海岸線を走るおれんじ鉄道の気動車が見えて来て、
やがてそれが車窓の景色に変わり…雲に覆われていた空が割れて陽の光が溢れ出て来る。
それから一つ一つの色が輝き出し眩しい光の中を気動車は走り去って行く…。
そんな情景がフワッと浮かんで、なんだか気持ちが暖かくなる曲でした。

吉田康弘監督 コメント
ロケ地である鹿児島で、登場人物と同じ目線に立ち、線路の写真や猫の写真を撮りながら、イメージを膨らませて頂いた斉藤さん。一両だけでゆったり走る肥薩おれんじ鉄道にも乗って頂き共有して下さった想いは、しっかりと主題歌に反映されていて、とても感動しました。映画のラストを力強く、そして温かく包み込んでくださる名曲です。
何より、斉藤さんらしい楽曲に仕上がったところが、学生時代からの一ファンとして、とても嬉しいのです。

(C)2018「かぞくいろ」製作委員会