伊藤&高徳左サイド共演で勝利に貢献!残留争い直接対決制したHSVは“奇跡”に望みつなぐ1勝

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[4.21 ブンデスリーガ第31節 ハンブルガー1-0フライブルク]

 ブンデスリーガは21日、第31節2日目を行い、日本代表DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSVはホームでフライブルクと対戦し、1-0で競り勝った。酒井は左サイドバックでフル出場。伊藤は2列目の左サイドで先発し、後半42分までプレーした。

 17位ハンブルガーSVは勝ち点8差で追う16位との残留争い直接対決。今節も酒井、伊藤の2人が揃って先発し、左サイドで共演。前半をスコアレスで折り返すと、迎えた後半9分、MFルイス・ホルトビーが先制のネットを揺らす。こぼれ球を拾ったホルトビーが相手DF2人を連続で抜き去り、左足で押し込んだ。

 先制に成功したハンブルガーSVに追い風が吹き、後半26分には相手DFチャグラル・ソユンクが2枚目の警告で退場。積極的なドリブル突破からチャンスを作った伊藤は後半42分にベンチに下がった。数的優位に立ったハンブルガーSVは追加点こそ奪えなかったが、酒井らがうまく時間を使い、1-0で逃げ切りに成功。降格危機に瀕する状況は変わらないが、奇跡の逆転残留に望みをつなぐ1勝。残り3試合で16位と5差に縮めた。


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