ニンテンドースイッチをアーケード筐体風にするスタンド発売。横画面ゲーム向け

【ギャラリー】Nintendo Switch用「折りたたみアーケードスタンド」 (9枚)



周辺機器メーカーのコロンバスサークルは、Nintendo Switch用「折りたたみアーケードスタンド」を2018年1月下旬に発売します。価格は2700円(税込)。任天堂社のライセンス製品ではありません。

「折りたたみアーケードスタンド」は、Nintendo Switchの本体をセットできる横置き用スタンド。ゲームセンターにある汎用筐体(ミディタイプ筐体)を模した形になっており、筐体のディスプレイに当たる部分にNintendo Switchの画面が来る形になっています。

また、実際の筐体にはレバーとボタンが配されているコンパネ部分にはJoy-Conを置くことが可能です。コロンバスサークルに問い合わせた所、Joy-Conを固定するのではないため、置いたままのプレイは難しいとのこと。

素材はPVCで、使用してないときは折りたたむことが可能。背面には空気穴と充電ケーブルの差し込み口が開けられており、排熱を気にすることなくNintendo Switchを充電できるようになっています。




Nintendo Switchでは、1990年代のアーケードゲームを楽しめる「アケアカNEOGEO」や、同時期の格闘ゲームをリファインした「ウルトラストリートファイターII」など、横画面のアーケードゲームが発売されています。これらの作品を楽しむのにもってこいのスタンドと言えるでしょう。





Nintendo Switch用アーケードゲーム筐体風スタンドへの需要は大きいようで、Myriannが同様のコンセプトを持つ「Arcade Cabinet Stand」を販売しているほか、Bioecn氏のように夢の筐体を自作してRedditで発表する人も登場して話題を呼びました。

これらのスタンドは組み立て式&アップライト筐体を再現するものですが、「折りたたみアーケードスタンド」の場合は折りたたみ式かつミディタイプ筐体と対照的。日本と海外のアーケードゲーム事情の違いが見て取れます。



アーケードゲーム筐体は色々な形のものが存在しますが、今後はテーブル筐体や各種専用筐体など、様々なNintendo Switch用スタンドが出てくるのではないでしょうか。その上では、ジョイスティックとボタンをどのように再現するかもテーマになりそうです。

先に挙げたBioecn氏のスタンドではダミーのものが配されていますが、コロンバスサークルとMyriannのものは空きスペースになっています。海外ではコントローラー部分を自作してスタンドに組み込んだTheSilver2k氏のような剛の者もいますので、最終的にはこちらも再現有りの高価格路線と、お値頃なスタンド機能特化路線へ二極分化していくのかも知れません。



【製品仕様】
・素材:PVC
・サイズ:約196×185×163mm(組み立て時)