12日、「EAFF E-1サッカー選手権2017」決勝ラウンド第2戦に臨んだ日本代表は、中国代表に2-1で勝利。日本は前半ゴールを捉えきれなかったJリーグ得点王・小林悠が、84分に意地の代表初ゴール。途中出場の川又堅碁が放ったシュートのこぼれ球に反応し、一度はシュートを相手GKに阻まれるも、振り向きながら再びボールを左足で蹴り込み、ネットを揺らした。

その4分後、88分にはクリアボールをセンターサークル付近でトラップした昌子源が迷わず超ロングシュート。こちらも代表初ゴールで追加点を奪った。後半アディショナルタイムには、PKで1点を返されたが、2連勝を飾った日本代表は優勝を懸け韓国代表との試合に臨む。

すると同日、テレビ朝日「報道ステーション」では、サッカー解説者・中山雅史氏が得点を決めた両選手にそれぞれインタビュー。「堅碁が打ってこぼれてきたので、正直あんまり覚えてないんですけど、体がうまく反応して決めれたかな」と興奮気味に振り返った小林は「こぼれた位置と体の感覚で決めれました」とも語っている。

また、「ゴンさんばりのシュートを決めさせてもらいました」と切り出した昌子は、「あれは狙ってたんですか?」という質問に「狙いましたけど、ゴールキックになってもいいかなと。1ー0で勝ってたので。『思い切り打っちゃえ』みたいな感覚で打ちました」とキッパリ。キーパーの位置については「見えてないです。『打っちゃえ』みたいな感じです、ホントに」と明かし、笑顔を見せた。