篠原涼子(44)主演のフジテレビ系月9ドラマ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」。その視聴率が伸び悩んでいる。初回は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同じ)で第2話は7.1%。第3話はややアップし7.5%となったが、いまだに2ケタの大台に乗っていない。
 
「役者たちの“月9離れ”が進んでいる中、フジテレビが篠原サイドに頭を下げなんとか話がまとまったそうです。篠原さんは『アンフェア』シリーズや『オトナ女子』をヒットさせた存在。フジにとっては救世主ですからね。しかし総選挙絡みで初回放送が10月23日ずれ込んだり、同日も野球中継の延長で放送開始時間が遅れたりとバタバタでした」(テレビ局関係者)
 
そんな同ドラマに篠原演じる市議と同期当選の議員として出演しているのが、今をときめく高橋一生(36)。政治家一家に生まれたエリートだが、偽名で借りたカメラしか置いていないボロアパートにデリヘル嬢を呼ぶという陰のある役柄。にもかかわらず、初回から制作サイドの“高橋推し”が露骨すぎるのだ。
 
「すべてデリヘル嬢を呼んでの場面ですが、初回の冒頭ではシャワーシーン。第2話がベッドシーン。第3話はケーキの生クリームをぺろりと舐めるファンにはたまらないシーンがありました。そのためネット上では『月9ありがとう!』などファンの歓喜の声が飛び交っています。ただそんな“高橋推し”も、視聴率にはあまり直結していないようです」(前出・テレビ局関係者)
 
篠原もやたら高橋と行動することが多く、今後はデリヘル嬢の関係がバレてひと波乱ありそうな予感も。とにかく高橋露出を続けそうなフジテレビだが、内部からもこんな声が出ている。
 
「あまり高橋押しで煽りすぎると、ファンの要求はどんどんエスカレートしていくでしょう。にもかかわらず期待外れだと、翌週でガクンと視聴率が落ちるリスクがある。そろそろ別の手を考えたほうがいいと思うのですが……」(フジテレビ関係者)
 
ドラマで人気者を推し過ぎると、もろ刃の剣になりそうだ。