いじめに対する意識向上のためバーガーキングが「店員がワッパーを潰して提供」する試みを実施

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「いじめ」と「店員がワッパーを潰す」との間に何の関係があるのか聞いた瞬間はわかりませんが、これは「店舗内で行われているいじめ」と「潰れたワッパー」という、見ればわかるものに人はどれだけ気付くことができるのかという実験です。その結果は、とても厳しいものでした。

BURGER KING | Bullying Jr. - YouTube

バーガーキング店内で行われているいじめ。あくまで、俳優を使ったお芝居です。



しかし、周りにいるのは本物のお客さんたち。



反応は様々。ちらっと見たかと思うと目をそらしてしまう人も。



いじめられていた少年はイスから落とされてしまいました。



その様子を凝視している男性。



ところ変わって、キッチン内。



店員がちらっと様子をうかがって……



ワッパーにパンチを一発お見舞い。



もちろんワッパーはぐしゃぐしゃになりますが、その具材をかき集めて……



できあがったものとして出すつもりです。



テーブルでワッパーの包み紙を開けると、この惨状。



思わずメガネをかけて確認してしまう気持ちはわかります。



信じられないものを見る目でワッパーを見つめたままレジカウンターへ。その隣のテーブルでは男の子がひたすら嫌がらせを受け続けています。



こちらの男性も包みを開けた瞬間に愕然とした表情。



このように、潰れたワッパーを出されたお客さんのうち、95%が気付いて文句を言いに来たそうです。



一方で「12%」というのが何かというと、店内のいじめに気がついて声をかけた人の割合。



この女性は、いじめていた男の子と握手して退散させました。



同じように、いじめられていた子の向かいへ助けに入った男性。



女性はいじめていた子が去った後、いじめられていた子と話し込んでいました。



世界では毎年、3割の学生が「いじめ」に遭遇していて、バーガーキングではいじめに対する意識を高めるために今回の「Bullying Jr.」キャンペーンを実施したとのことです。