21世紀最高の「攻撃トリオ」は誰だ!? MSN、BBCのほか、香川らドルトムント勢も堂々選出

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英メディアがトップ10を発表 香川&ゲッツェ&レバンドフスキのユニットは…

 歴代最高の「攻撃トリオ」と言えば、あなたは一体どれだけの組み合わせが頭に浮かぶだろうか。

 近年ではバルセロナを欧州の頂点に導いた最強トリオ「MSN」やレアル・マドリードの「BBC」が有名だが、過去にも印象的な攻撃ユニットは数多く存在している。英サッカー情報メディア「Squawka」は、トップ10のランキング形式で「21世紀最高の3人」を格付け。日本代表MF香川真司も選出されている。

 香川を含む攻撃ユニットは堂々6位に選ばれた。ブンデスリーガ連覇を果たした当時の香川、マリオ・ゲッツェ、ロベルト・レバンドフスキという前線の強力トリオは、ジョゼ・モウリーニョ監督第1期のチェルシーを支えたディディエ・ドログバ、アリエン・ロッベン、ダミアン・ダフ(10位)や、ACミランで実現したカカ、アンドリー・シェフチェンコ、エルナン・クレスポ(8位)などを上回った。

「BBC」と称され、史上初のUEFAチャンピオンズリーグ連覇を成し遂げた現チームの看板3トップ、ギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドは4位となった。2007年から09年にかけて、マンチェスター・ユナイテッドで実現したC・ロナウド、カルロス・テベス、ウェイン・ルーニーの3人が3位となっている。

 そしてワンツーフィニッシュを飾ったのはバルセロナだ。2位は2010年から13年に在籍したリオネル・メッシ、ダビド・ビジャ、ペドロ・ロドリゲスの3人。そしてナンバーワンの座は「MSN」として知られるメッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの3トップとなった。

バルサ勢は4組がランクイン

 バルセロナからはロナウジーニョ、メッシ、サミュエル・エトーという2004から07年に君臨した3トップ(9位)と、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でスペイン勢初の三冠(リーガ、国王杯、CL)を達成した当時のメッシ、エトー、ティエリ・アンリという3トップもランクインするなど、トップ10のうち4組が選ばれる結果となった。

 トップ10は以下の通り。

10位 ディディエ・ドログバ、アリエン・ロッベン、ダミアン・ダフ(チェルシー/2004〜06年)

9位 ロナウジーニョ、リオネル・メッシ、サミュエル・エトー(バルセロナ/2004〜07年)

8位 カカ、アンドリー・シェフチェンコ、エルナン・クレスポ(ACミラン/2004〜05年)

7位 アリエン・ロッベン、マリオ・マンジュキッチ、フランク・リベリー(バイエルン・ミュンヘン/2012〜14年)

6位 香川真司、マリオ・ゲッツェ、ロベルト・レバンドフスキ(ドルトムント/2010〜12年)

5位 メッシ、エトー、ティエリ・アンリ(バルセロナ/2007〜09年)

4位 ギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード/2013年〜)

3位 C・ロナウド、カルロス・テベス、ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド/2007〜09年)

2位 メッシ、ダビド・ビジャ、ペドロ・ロドリゲス(バルセロナ/2010〜13年)

1位 メッシ、ルイス・スアレス、ネイマール(バルセロナ/2014〜17年)

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images