ミラン最終戦はキャプテンマークを巻いてフル出場した本田。3年半に渡る挑戦を終えた。(C)Getty Images

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 3年半に渡るミラン挑戦を終えた本田圭佑が、サポーターに別れを告げた。
 
 契約満了に伴う今シーズン限りでのミラン退団が決定している本田は、現地時間5月28日、セリエA最終節のカリアリ戦で先発出場。今シーズンはベンチ生活が続く苦しい1年となったが、それでも腐らずに努力を続けたプロフェッショナルな姿勢が評価されて、キャプテンマークも託された。
 
 背番号10は左ウイングで奮闘。ゴールやアシストは記録できず、試合にも1-2で敗れたが、フル出場してミラン最終戦をピッチで終えることができた。
 
 その本田は試合後に自身のツイッターを更新。ミラニスタが集まるゴール裏スタンドの写真とともに、「Grazie mille a tutti(全ての方々、ありがとうございました)」と綴った。
 
 2014年1月にCSKAモスクワから移籍し、アジア人初のミラン所属選手となった本田は、3年半で公式戦通算91試合に出場して11ゴール・14アシストを記録。セリエAは81試合で9得点・11アシストだった。
 
 6月30日でミランとの契約が満了してフリーエージェントとなる本田には、アメリカ、中国、Jリーグ、オーストラリア、イングランド、スペインなどのクラブが興味を示していると伝えられるが、去就はいまだ不透明。今夏の選択に注目が集まる。
 
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