「吉祥寺」が住みたい街1位に返り咲き 「品川」「渋谷」が過去最高位、穴場だと思う街1位は「北千住」
リクルート住まいカンパニーは7日、「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017 関東版」を発表した。
「住みたい街ランキング」では、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県に居住している20歳から49歳の男女1万560人を対象にしたアンケートを集計。昨年2位の「吉祥寺」が昨年1位の「恵比寿」を上回り、2年ぶりに住みたい街ランキング1位に返り咲いた。「吉祥寺」は、人気漫画「吉祥寺だけが住みたい街ですか」のドラマ化などでメディア露出が増加したほか、今春の商業施設リニューアルオープンや井の頭公園100周年の記念事業も進行中。都民や女性、ファミリー層からを評価が高まった。
また、2020年に品川-田町間の新駅が開業する「品川」が過去最高位の5位にランクイン。今春、「渋谷キャスト（SHIBUYA CAST.）」が開業するなど再開発が進む「渋谷」が初のTOP10入りを果たした。このほか、20位以内では「大宮」「北千住」「浦和」「立川」が過去最高の順位となった。
「穴場だと思う街ランキング」では、昨年に引き続き「北千住」が1位を獲得。5路線が乗り入れる交通利便性に加え、駅前の再開発や商店街の新陳代謝、治安の向上などポジティブな要素が重なった。2位の「赤羽」も、都心からのアクセスが良く、家賃が手ごろな上、駅前の商業施設や商店街の充実ぶりが評価された。また、「池袋」「巣鴨」「大塚」「駒込」「田端」と山手線の街が多くトップ10入り。山手線では比較的家賃が安く、飲食店の多さなど生活利便性が高いことが魅力としてとらえられた。
