2015年の国別ビール生産量(キリンの発表資料より)

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 キリンは10日、世界の171の国と地域を対象にした2015年のビール生産量調査の結果を公表、世界のビール生産量は、前年比1.1%減の約1億8,900万キロリットルだった。

 国別の生産量では、中国(前年比4.3%減)が14年連続でトップ、米国(同1.4%減)、ブラジル(同2.0%減)と続いた。日本(同0.1%減)は昨年と同じく7位。また、上位10カ国では、8位のベトナムが前年比20.1%増を記録した。10位以内で前年比増だったのは、ほかに4位のドイツ(0.4%増)、10位のポーランド(0.7%増)だけだった。

 10年前と比べると、日本は7位と変わらないが生産量は14.1%減っている。中国は前年比では減少しているものの、10年前からは40.3%の増加した。ベトナムは238.8%の増加だった。