ローマは20日、セリエA第17節でジェノアと対戦する。ルディ・ガルシア監督はこう述べた。

「ローマの問題は私? その質問は私にすべきじゃない。私は諦めないよ。モチベーションを感じている。目標を達成する用意がある」

ガルシア監督は、少なくとも口では身を引くことをしていない。自分がローマの指揮官と感じている(「これがラストゲームになるかもしれないということは考えていない」)。そして、「明日のジェノア戦に勝つこと」を考えており、1月にローマを再び浮上させる解決策を見つける用意があると述べた。

「私は冷静だし、戦うつもりだ。だが、私もバカじゃない。変えるべきこと、改善すべきことがあるのは分かっている。だが、エネルギーに満ちているよ。サッカーにおけるルールは分かっている。コッパ・イタリアからの敗退は今季最悪の瞬間となった。我々は闘志と気迫を示さなければならない。1月からプレーへの意欲とフィジカルコンディションを取り戻さなければいけない。シーズン前半戦より試合数は少なくなるしね」

ガルシア監督はコッパ敗退を言い訳していない。

「私は私の責任を負う。もちろんだ。このチームには自信喪失という問題がある。全員がピッチでもっと何かを出さなければいけないことは当然だ」

ローマは11月8日から勝っていない。ガルシア監督はこう認めている。

「これは問題だ。だが、我々は一つのチームであり、団結している。この白星がなかった1カ月半の前までは、すべてがうまくいっていた。すべてを捨て去ることはない。本当の失敗はコッパ敗退だけだ。リーグ戦では我々もいる。すべてがオープンだ。直接対決(ナポリ、インテル、フィオレンティーナ)はすべてホームでの試合だ。チャンピオンズリーグでは決勝トーナメントに進んでいる」

「選手たちはスペツィア戦後に私が怒っていたことを知っている。だから、合宿をすることにした。だが、罰というだけではない。もっと家にいたいなら勝たなければいけないということを、選手たちは知っているけどね。彼らと話し、彼らの話を聞くために生かした」

クラブとの関係について、ガルシア監督は団結を強調している。

「幹部たちとの関係には満足している。私は(ワルテル・)サバティーニSDを完全に信頼しているんだ。マーケットに関して私が何も知らないというのは事実じゃない。家族の一部よりも彼に会っているくらいだよ」

ジェノア戦でオリンピコに集まる観客は2万人弱の見込み。ガルシア監督は「ホームで戦うことが苦しみにつながることが多い」と認めつつ、こうもつけ加えている。

「我々は自分たちの意欲と野心を示さなければいけない。難しいことだとは分かっている。ジェノアも我々と同じでデリケートな時期にあるからね。それ以外のことは関係ない。大事なのは勝ち点3だけだ」

メンバーについて、ガルシア監督はコメントをしなかった。ジェルヴィーニョもフアン・マヌエル・イトゥルベも招集するとだけ明かしている。