7月30日、自民党武藤貴也衆院議員がTwitterで、学生団体「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs)を批判した。

SEALDsは、安全保障関連法案に反対する若者たちで組織している団体で、毎週国会前でデモを開催している。

武藤氏はTwitterでSEALDsについて触れ、その主張を「『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」ものであると指摘。「利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ」と嘆いている。
そうした上で武藤氏は「戦争したくないなら国会周辺ではなく領海侵犯を繰り返す中国大使館前やミサイル実験を繰り返す北朝鮮朝鮮総連前で反戦の訴えをすべきだ」と続けた。この書き込みには反論や批判の声が相次いだが、武藤氏は「戦争に行けなんて誰も言ってい無いし思ってもいない」などと主張し、Twitter上で論争に発展している。
武田氏はこの騒動の翌日、自身のFacebookに文章を投稿し、Twitterでの発言を補足している。ここで武藤氏は、安保法制で推進派が集団的自衛権行使の合憲性の根拠とする「砂川判決」を紹介。

「他国が侵略してきた時は、嫌でも自国を守るために戦わなければならないし、また世界中の各国が平和を願い努力している現代において、日本だけがそれにかかわらない利己的態度をとり続けることは、地球上に存在する国家としての責任放棄に他ならないと私は考えます」と書き込み、自身の考えの正当性を強調。

あわせて、「戦争に行きたくない」という個人的な感情で反対する向きに対して、当時の最高裁長官の言葉を引く形で「真の平和主義に忠実なものとは言えない」と断じている。

「国民に課せられる正義の要請」 私がツイッターで、「SEALDs」は「利己的個人主義」に基づいた主張をしていると述べたことについて、様々な意見が寄せられているので、ここでコメントさせて頂きます。ツイッターでは文字数が限られており、私の言...

Posted by 武藤 貴也 on 2015年8月1日

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