ニンテンドー3DSが8月11日に1万円の値下げに踏みきり、新価格15,000円となった。発売わずか5ヶ月での大幅値下げ。そこには任天堂のどのような意図が隠されているのだろうか。自社製品の価格(Price)を設定するには、3Cの視点が欠かせない。自社(Company)、競合(Competitor)、顧客(Customer)の要素である。まず、自社として、コスト積み上げて価格を考える。「原価志向」の価格設定という。自社で製品の生産にかかった