FOMCは予定通りのQE2終了今回のFOMCに関しては、最近の米経済指標で示唆される米景気鈍化や依然として厳しい状況が続く米雇用情勢を受け、一部では現行の緩和状態の期間の延長或いは量的緩和第3弾の可能性も否定できないとする声も聞かれていた。しかし蓋を開けてみればほぼ市場の予想通りの内容だった。それもそのはずで、今回のQE2では確かに株価へのインパクトは大きかったものの、喫緊の課題である米雇用情勢を回復させるには