衆院選(27日投開票)の最終盤で、野党は自民党から離れた有権者の「受け皿」役を担おうと躍起だ。裏金事件への追及に加え、それぞれ「中道」や「改革」色を訴えて支持拡大を狙う。非公認候補への2000万円支給問題で集中砲火を浴びる自民は切り崩しに危機感を強めている。「(支持が)伸びているところが増えている。もっと競り勝てば与党過半数割れは十分あり得る」。立憲民主党の野田佳彦代表は25日、千葉県鎌ケ谷市