防衛省は、輸入装備品の維持整備に自国の企業がどう関与しているかの調査を2020年度に海外で実施する。米ロッキード・マーチン製「F―35」戦闘機に代表される輸入装備品の高額化・ハイテク化や「丸ごと買い」により、日本国内の企業は蚊帳の外に置かれ、技術習得につながらない懸念が増えている。技術維持を図るため、他国が維持整備事業に自国の企業をどう参加させているかを実際に探る。分析結果は国内防衛産業の基盤強