教授宅に行く際のファッションはどうすべき?(画像はイメージ)

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女性向けファッション誌「Ray」(主婦の友社)が2015年4月号で紹介している「ある着こなし」が、インターネット上で思わぬ注目を集めている。

教授宅にお呼ばれした女子大生の着こなしをイメージしたもので、ミニ丈のワンピースを着たモデルが登場しているのだが、これがネット民のよからぬ妄想を掻き立ててしまったようだ。

「単位でもねだるんですか」「エロい展開しか思いつかない」

Ray4月号では、春からキャンパスライフがスタートする新大学1年生の読者に向け、30日間の着回し特集を組んでいる。新入生同士という設定のモデル2人が「ガーリー」「カジュアル」と異なるテイストで、限られたアイテムを使いながら着こなしを紹介するものだ。初登校、授業、新歓コンパ、サークル、バイト面接、デート・・・と、さまざまなシーンが想定されている。

ツイッターには、「大学生なったら私もこんな服着たいな〜と妄想が膨らみました!」などと肯定的な評価が寄せられている。

一方、ネットで別の角度から話題になったのは、ガーリー系の服装を好む「愛莉」の「教授のお宅へお呼ばれ」という1コマ。モデルが着ているのは淡いピンク色の花柄ワンピースだ。丈は膝上でかなり短く、ショートソックスをはいていることもあって美脚が強調される。その上にピンクベージュのトレンチコートを羽織っているが、どうやらその間にカーディガンなどは着ていないらしい。ちなみにワンピースはノースリーブだ。

あるツイッターユーザーがこのページを撮影し、3月6日に「お呼ばれ(隠語)」とのコメントを付けて投稿したところ、

「その後エロい展開しか思いつかない」
「短すぎ 単位でもねだるんですか」
「もう召し上がれって身体で言ってるようなもん」

といった指摘が続々と上がり、1万回近くリツイートされた。

話題になると、今度は別のツイッターユーザーが、登場モデルのキャラ設定部分に書かれた「私立J大学フランス文学科の新1年生」に着目。仮にこの女子大生が実在するとすれば上智大生の可能性が高いとして、想定される教授の名前まで割り出してみせた。

女性教授であったとしても・・・「TPOわきまえてない」

ネット上の盛り上がりは教授が男性という前提で起きたもののようだが、そもそも男性であるとは限らない。先のツイッターユーザーが実在を仮定した上で指摘した上智大教授も女性だった。

しかし、教授の性別以前にTPO的にふさわしくないとする声も少なくないようで、「ここまでTPO考えない格好で行かないでしょ、流石に・・・」「専門雑誌がこんなTPOを弁えないコーディネートを紹介してええんか・・・どう見てもデート用やろ」という意見もある。

ちなみに説明文には「フォーマルで行く必要はないけど、きちんと感もほしい。そんなときは1枚で可愛くなれるガーリーな花柄ワンピに、やっぱり頼っちゃう!」とある。さらにポイントとして「おウチにおジャマするときはソックスをはくのがマナー」とも書かれていた。

大学生活において、教授の家に行くことは、決して頻繁にあることではなさそうだが、もし「お呼ばれ」した際は「ソックスをはく」こと以外にも考えるべきことがあるかもしれない。