2015年手帳 消せるスタンプを押してもっと自分らしく

iPad、携帯電話やスマートフォン、デジタル手帳などに、予定管理を使うアプリがあって、それを利用する人は増えている。それなのになぜだろうか、手帳がブームらしい。手帳売場はにぎわっている。

有名な手帳にはジブン手帳、ほぼ日手帳、EDiT、ブラウニー手帳、MDノートダイアリー、ES DIARY、ノルティ、影山手帳、キャンバスダイアリー、アクションプランナー、高橋書店の手帳など、いろんな種類があって、それぞれお薦めの点があって気になる。(参考：日経MJ2014年12月14日)

そもそも手帳はスケジュール管理をするもの。しかし、人気がある手帳は、その日の出来事や食べた物などを記し、思い付いたアイデアを記録、出先のチケットの半券を貼り、日記をつづり、夢を書き留める。それだけではない。その日の天気、その日の気分、また気になる本、事、そして決意などなど、いろいろと書き込むようになっている。果てしなく自分史に近づいていく感じもする。

このようにいろいろと手帳に記録することに、遊び心をもっと加えるアイテムがある。書き込む色ペンをそろえたり、シールを貼ったりする人もいるだろう。そこにスタンプがあればもっとワクワク度があがるのではないだろうか。
このたびPILOTから新しいスタンプが登場した。商品名は「フリクションスタンプ」。こすると消せる、というのが目玉だ。
PILOTは同シリーズで今までにボールペンや蛍光ペン、色鉛筆などを発売してきたが、ついにスタンプの商品化を実現させたのだ。
さっそく買ったばかりの2015年手帳にスタンプを押してみた。押したスタンプの裏にインキがにじみ出ること、つまりインキが裏抜けしにくいのが気に入った。

使用時に注意したい点があるので、正しい使い方を覚えておこう。

（1）スタンプを押す。
（2）あせらず乾かす。乾かす時間が短いと、反対側にスタンプが写ってしまう。
（3）スタンプを消してみる。再度忠告！ スタンプが半乾きだと、インキが広がるだけで消せない。完全にスタンプが乾いていることを確認した上で、スタンプのお尻部分に当たるところに付いているラバーでスタンプをこする。するときれいに消える！　何回繰り返してみてもきれいに消える。

押したスタンプを消せるのはいいことだ。予定を変更ことは多々あるし、気分や天候をスタンプで表現していると、これまた変更する可能性は大きいからだ。

「フリクションスタンプ」は全部で30柄あって、本体色は全6色。個人的に気に入ったのがOK、クローバー、ハート、習い事、食事、病院のデザイン。面白いのはヨガ、歯医者、スイミングのデザイン。あまり他に見られないデザインではないだろうか。

お気に入りの手帳に、スタンプをあっちこっち押して自分好みにアレンジするのは楽しい作業になるだろう。
(W.Season／ 編集プロダクション studio woofoo)