HARIBOシュネッケン/右は中身

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ある旅番組では、バスの待ち時間「パチンコ行ってくるわ」と言って勝手に消えていったり、どんなに珍しい地場の名物があっても、どこでも食べられるカレーやとんかつを食べたがったり―――ギャンブルの帝王で自由奔放、サイコパスの気も噂される、職業:漫画家、「蛭子能収」という不思議な存在―――

そんな芸能界の異端児である蛭子さんが、「世界一マズいグミを食べてみる」というユル〜い企画番組をやっているのを発見してしまった。

この番組動画内で蛭子さんが挑戦するのは、スウェーデン発の"サルミアッキ"というフレイバーのアメと、ドイツ原産のシュネッケンというグミ。

グミは、あのハリボーから出ている商品だ。塩化アンモニウムによる塩味とアンモニア臭が特徴のこのサルミアッキ味のグミは、真っ黒でタイヤの形を模しており、お菓子というにははばかられるレベルの見た目に仕上がっている(※なおスウェーデン地方では普通に食べられている)。

そんなサルミアッキ味のグミを一つ手にとって、まずは蛭子さん、一言。
「これ、ぐるぐる巻いてあるけど、めんどくないかなぁ」
せっかく巻かれたグミをほどきながら、どことなくニヤニヤ楽しそうな蛭子さん。ほどかなくて良いんだが……という野暮なマジレスを入れたくなるが、ここはグッとこらえて蛭子さんのペースに呑まれよう。

続いて蛭子さん、"タイヤが燃えているみたいなニオイ"とか"ゴム臭いね"などなど、ニオイを嗅いできちんとレポートしてくれちゃいますよ。一般的なグミのように、甘い香りがしないことは十分伝わってくる。

そしていざ実食。さぞ、まずいのだろうとそのリアクションを期待していると……
蛭子さん「あ、味は意外とイケますよ、これ」

えっ……!! バラエティ番組なら、ひな壇全員がズッコケるであろう同シーンはぜひ動画でご覧あれ。同番組は蛭子さん一人が出演者でありカメラマンなので、ツッコミは視聴者自ら行っていただきたい!

※動画はこちらから
食べ終わりそうなころ、「鬱になりそう(な味)」とボソリ。なんとも蛭子さんらしいレポートだ。

進行はすべて蛭子さんのペース。自撮りカメラと定点カメラの映像で、ユル〜い雰囲気だけど、なぜかドキドキ、思わず「がんばれ〜!」と応援したくなるような番組に仕上がっている。ぜひ一度見てみてはいかが?
(味噌煮込み2号)