【EU発!Breaking News】コンテナに入り密入国した35名、英・エセックスの港で発見。脱水症状で死者も。
中東の戦争国家などから密入国を図ろうとする人々が相変わらず絶えないイギリス。このほどロンドンからもすぐのエセックスの港で、35名の外国人を詰めたコンテナが発見された。死者も出ている。
英エセックス州ティルベリー港のドックに現地時間の16日午前6時半過ぎ、不法入国が目的とみられる外国人を詰め込んだコンテナが貨物船より降ろされた。人の叫び声とそのコンテナの壁を叩く音に通りがかりの人が気づき、エセックス警察署に通報した次第である。
同署の発表によれば、気密性の高い幅12.2メートルのコンテナから出てきたのは小児を含む男女計35名。成人男性1名はすでに死亡し、多くの者が重度の脱水と低体温症を起こしているため付近の病院に搬送された。そのコンテナを運んできたのは英船舶会社「P&O」の貨物船“Nordstream”。計64のコンテナを載せ、15日午後10時にベルギーのゼーブルージュ港を発ったという。
近年、多くはアフガニスタン、エリトリア、シリアからだというが、英国には毎年数千人の難民が海を渡り、あるいは海峡トンネルをくぐって密入国しようと試みている。なぜなら「亡命者審査」を経てその身分が証明されれば、住居と食料、また最低限の生活費が提供され、半年後には労働許可証を入手できるなど大変なメリットがあるためだ。そのためフランスなどにとどまらず、英国へ渡ろうとする者の数は増加の一途をたどっている。
※ 画像はtelegraph.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
英エセックス州ティルベリー港のドックに現地時間の16日午前6時半過ぎ、不法入国が目的とみられる外国人を詰め込んだコンテナが貨物船より降ろされた。人の叫び声とそのコンテナの壁を叩く音に通りがかりの人が気づき、エセックス警察署に通報した次第である。
近年、多くはアフガニスタン、エリトリア、シリアからだというが、英国には毎年数千人の難民が海を渡り、あるいは海峡トンネルをくぐって密入国しようと試みている。なぜなら「亡命者審査」を経てその身分が証明されれば、住居と食料、また最低限の生活費が提供され、半年後には労働許可証を入手できるなど大変なメリットがあるためだ。そのためフランスなどにとどまらず、英国へ渡ろうとする者の数は増加の一途をたどっている。
※ 画像はtelegraph.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)