二日酔い対策を科学する―早く治すためには何を食べればいい?
二日酔いの朝、仕事の能率を究極に下げるツラい症状を一刻も早く治したい!そんな時は何を食べたらいいのでしょう?そんな問いに、国際的な専門家組織「The Alcohol Hangover Research」が発表した調査結果によると、二日酔いに効くのは糖質、炭水化物なのだそう……!
会のメンバーで英キール大学の心理学教授リチャード・スティーブンス氏は、「二日酔いの原因の一つはブドウ糖の代謝に絡み、血中糖度が下がることによるため」で、ブドウ糖を供給するため「炭水化物を摂るべき」だと説明。
また、イブプロフェンなどの抗炎症作用のある薬も効果があるとのこと。
加えて、油・脂肪分を食べたくなるのはなぜ?の問いに答えるのは米コーネル大学のデビッド・リビツキー教授。
「哺乳類はもともと最もエネルギーの高い食べ物を欲するようにできている」そうで、しらふのときには欲しないものの、お酒が入り自制心が薄れるとその“最もエネルギーの高い”脂肪分を欲するようになるとのこと。
ちなみに迎え酒は永遠に二日酔いが続くだけだとか。幸いなことに、年齢を重ねるごとに二日酔いが減るという調査結果もありますが、まずは二日酔いそのものにならないため、お酒の飲み過ぎに気をつけましょう……!
What scientific research says you should do when you have a hangover
http://qz.com/224216/hangover-research-and-remedies/
A fry-up DOES cure a hangover: Leading alcohol researcher says carbs in the meal aid recovery
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2665807/A-fry-DOES-cure-hangover-Leading-alcohol-researcher-says-carbs-meal-aid-recovery.html