子どももOK!苦くないゴーヤ料理
すっかり全国区となった沖縄名産のゴーヤ。好きな人間にとってはあの苦さが魅力ですが、やっぱり苦手という人も。子どもはまず食べられないというのが大多数ではないでしょうか。だけどコツさえつかめば、苦くなく仕上げられるんです!
ゴーヤは夏にうれしい成分がいっぱい☆
ゴーヤは別名「ニガウリ」というだけあって、苦いのが特徴。この苦みの成分は「モモルデシン」と呼ばれるもので、食欲増進効果や肝機能を高める働きがあると言われています。
基本の下ごしらえで苦みが軽減!
苦みが強いのはわた部分。だから、これをしっかり取ることと、ちょっとした下ごしらえで、驚くほど食べやすくなるんです。
基本の下ごしらえ方法をマスターしましょう!
【覚書】ゴーヤの下ごしらえ
自分の好みに合ったゴーヤ下ごしらえ方法です。
ゴーヤ料理を作る際は、まずこの手順で下ごしらえしています。
両端を切り落とし、縦半分に切ります。
スプーンでわたとタネをきれいに取り除きます。
わたは傷みやすい部分でもあるので、しっかりと取り除きます。
食べやすく切り、塩をもみ込んでしばらくおきます。
料理で使いたい形に切ります。チャンプルーなら輪切りで。
熱湯で塩を洗い流したら下ごしらえが終了!
子どもも食べられるゴーヤ料理
ゴーヤといえばやっぱりチャンプルー。作ってもどうしても苦くなってしまうという人にもおすすめなレシピがこちら。
ゴーヤに片栗粉をまぶすのがポイント☆
子供もOK!苦くないゴーヤチャンプル
苦みが苦手で食べたくても作ってなかったゴーヤチャンプル。この方法なら家族全員美味しく食べられます!
下ごしらえをしたゴーヤに片栗粉をまぶしてからさっと熱湯で茹でます。フライパンで豆腐、豚肉、ゴーヤを炒め、しょうゆ、酒、塩、こしょうで味つけしたあとに、溶き卵を回し入れて完成!
肉と合わせて、甘めのソースで仕上げても食べやすくなります。ピーマンのように肉詰めというのも苦みを感じさせない調理法です。
ハンバーグ感覚で食べられちゃう!
子供もOK!苦くないゴーヤの肉詰め
甘酢あんをかける事で苦みが苦手なゴーヤ初心者の方にもハンバーグ感覚で美味しくいただけます!翌日のお弁当にもどうぞ〜☆
ゴーヤを輪切りにしてペットボトルの蓋を押し当てます。
これでホラ、わたがきれいに取れます!
わたを抜いた部分に肉だねを詰めます。
フライパンで両面をこんがり焼いたら完成!
しょうゆ、みりん、砂糖、塩、酒、酢、水、片栗粉を鍋で加熱すれば甘酢あんに。肉のうまみ+甘酢あんで子どもも大好きな味に!
子どもはおやつに、大人はおつまみに♪
子供も食べれる!ゴーヤチップ
おつまみにぴったり!子供でもポリポリ食べられちゃう♪
下ごしらえしたゴーヤをサッと茹で、マヨネーズと鶏ガラスープの素をもみ込んだあと、片栗粉をまぶして焼き上げます。青のりをふりかけたら完成☆
ビタミンCには暑さで疲れた体の回復を助ける働きがあり、日焼けにもよいとされています。これからますます旬を迎え、おいしく、手に入りやすくなるゴーヤ。いろいろな料理で活用しましょう☆(TEXT:松崎祐子)
<参考文献>「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店)