米通信社ブルームバーグが23日に発表した2014年の「グローバル革新指数」で、韓国が92.1ポイントを記録し、もっとも革新的な国家に選ばれた。複数の韓国メディアが報じた。

 ブルームバーグは毎年世界215カ国を対象に調査を実施。研究開発への投資、製造能力、生産性、先端技術の集中度、高等教育の効率性、研究員の分布度、特許登録活動など7部門で評価し、ランク付けしている。

 発表によると、韓国は製造能力(1位中国)と特許(1位台湾)で2位を記録し、研究開発の投資、先端技術の集中度、高等教育の効率性では3位、研究員分布度では6位となり、各部門で上位10位圏内に入った。しかし生産性部門は33位と比較的低く、スロベニア(32位)やポルトガル(34位)と並んだ。

 スウェーデンは90.80ポイントで2位、13年の前回調査で首位だった米国は90.69ポイントで3位となった。日本は前回6位だったが、90.41ポイントで4位に浮上。5位から10位はドイツ、デンマーク、シンガポール、スイス、フィンランド、台湾の順だった。前回29位だった中国は25位(70.51ポイント)まで順位を上げた(編集担当:新川悠)