バルサがロセイ会長の辞任を発表…副会長のバルトメウ氏が新会長へ

　バルセロナは23日、サンドロ・ロセイ会長が辞任し、副会長のジョゼップ・マリア・バルトメウ氏が新会長に就任したことを発表した。クラブ公式HPが伝えている。

　辞任に際し、ロセイ会長は「ここ数日は、不公平で恐ろしい主張が加わり、訴訟が起きた。ネイマールの獲得に問題はなかったと話しているが、彼との契約は周囲の妬みを生んだ。クラブのイメージを損なうような攻撃は望んでいない。だから、私は会長の座から退くことを考えた」とコメント。ブラジル代表FWネイマールの獲得に関して違法行為があったと一部で報じられていた一件が、今回の決断に影響したことを明かした。

　また、ロセイ会長は「これまで成功に溢れた時代を過ごしたが、以前から私や家族は数多くの脅迫に苦しんできた。私が会長を務めることで、家族は辛い思いをしてきた」と主張。最後に「バルセロナのファンに仕えることができたのは名誉なこと。クラブのスタッフや選手、コーチングスタッフ全員に心からの感謝を述べたい。そして私の家族にも感謝したい」と別れの言葉を述べていた。