プリウスαならゆとりの空間でエコなカーライフを満喫できます【新型トヨタプリウスαのすべて/使い勝手編】
新型プリウスαの外観は、先進的な現行プリウスと比較すると、日常的なファミリーユースの優しさを感じます。その清楚なイメージは、まさにアシスタントの沢口けいこちゃんとピッタリですね〜。
さてここでは、プリウスαの売りである室内を中心に見てみましょう。
まずプリウスで特徴的だったインパネとセンターコンソールを結ぶブリッジが、なくなりました。もともと巨大なセンターコンソールが鎮座するため、ブリッジを外して開放感と収納場所を作り出したのでしょう。シフトノブもインパネに引っ越して、良い感じに収まりました。
プリウスαのインパネは、ドンとしたボリュームがあって頼もしい印象です。
センターメーターも健在ですが、初代プリウスから続くハイブリッドメーターがなくなってしまいました。エンジン・モーター・バッテリー間のエネルギー出力と回生の流れが一目でわかる表示は、ハイブリッド車ならではのメーターでした。カーナビで見ることができるそうですが、これは是非メーター内に常時表示して欲しかったなあ。
(´-ω-`)残念〜
巨大センターコンソールも気になるところですね。「7人乗りミニバン仕様」ではここに最新のリチウムイオンバッテリーを収容しています。コンソール自体は大型の肘掛けとしてはちょうど良い高さなので、実用上は問題ないようです。
一方2列シートの「5人乗りワゴン仕様」ではバッテリーを荷室下部に置くため、コンソールは空っぽ。大型の収納スペース兼肘掛けとして使うことができます。
居住スペースはとても開放的で、1・2列目シートでは頭上空間にゆとりがあるし見晴らしも良いから、けいこちゃんもリラックスしていますよね。また3列目シートも身長170cmを想定して設計してあるそうなので、実用に十分使える広さがあります。
荷室も、ファミリーユースに十分な容量を備えています。ミニバン仕様の3列目シートを折り畳むと、ワゴン仕様と同じ状態になるのも素晴らしい。
たださすがに荷室の床面が高いかな〜?もっとも、ハイブリッドの優れた燃費とトレードオフだと考えれば、納得できるというものです。
こうしてみると、もはやハイブリッドは、特別なクルマではないですよね。
プリウスαのゆとりのスペースに、人も荷物もたくさん乗せて、エコなカーライフを満喫しましょう〜。
(拓波幸としひろ)
(^o^ゞ
■関連記事
・リチウムはスペックで劣っても性能が同じになる秘密とは?【新型トヨタプリウスαのすべてを読んで/メカニズム編】
・「エネルギーミニマム」と「快適な空間と優れた使い勝手」の両立がプリウスαの真髄です【新型トヨタプリウスαのすべてを読んで/開発ストーリー編】
・『富士山シルエット』が「スペース拡大」と「空力性能」とともに命題でした!【新型トヨタプリウスαのすべてを読んで/デザイン編】
・プリウスに、ゆとりのスペースを「プラスα」しました!【新型トヨタプリウスαのすべてを読んで/インプレッション編】
・フィットシャトルは「いいクルマ感」と「いい道具感」と「いい燃費」を実現しました【新型ホンダフィットシャトルのすべてを読んで/インプレッション編】