アナログ放送終了が目前に迫り、地デジ対策の1台を慎重に選定し続ける人、寝室に追加するため気軽に買える1台を探す人、お買い得のテレビを求める戦いは今日も熱い。そんななか、最も売れ続けているお手頃実力派がレグザの32A1Sだ。

GfK Japanによる全国有力家電量販店のPOSデータ集計による数量順ランキングによると、現在(2011年4月18日から2011年4月24日)、No.1の座に輝いたのは先週に引き続き東芝のレグザの32A1S。実売価格は3万7800円、最安値では3万4198円と、高めの価格をつけている店舗ではまだ下がっているものの、最安値店舗では底値が見えてきた。

■視野角の広いパネルが自慢
液晶テレビのパネルには、「IPS」と「VA」の2種類がある。液晶自体は光らないので、蛍光灯など「バックライト」が放った光を液晶がさえぎったり、光を通すことによりテレビ画像の色を表現する。

「IPS」パネルは、基盤に対して液晶を平行に並べ、液晶を水平に回転させることにより光を制御する。ブラインドのブレードを思い浮かべるといいだろう。一方「VA」パネルは、液晶に電圧がかかっていない時には、基盤に対して垂直に立って光を遮ると画像は黒くなる。液晶に電圧がかかれば、液晶は倒れて光を通し、画像は白くなる。こちらは、上の「ブラインド」に対して「ドア」のイメージか。

コントラストのメリハリでは「VA」に軍配があがるが、視野角の広さ、つまりいろいろな角度からテレビ画像を見たときにコントラストが変わりにくいのが「IPS」。東芝の液晶テレビではこの「IPS」を採用している。


■こんな人向け
視野角の広さが自慢の当機は、リビングに仲間や家族が集まって賑やかにゲームを楽しんだり、テレビや映画を鑑賞するライフスタイルにぴったりだ。


美画像、ゲームのレスポンスの良さ、シンプル機能でレグザ連勝【売れ筋チェック】
http://kadench.jp/archives/65535544.html
東芝 液晶テレビ レグザ A1/A1Sシリーズ
http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/a1/index_j.htm


(小松ミユキ)

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