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 ◇テニス ウィンブルドン選手権最終日(2026年7月12日 ロンドン郊外・オールイングランド・クラブ)

 車いすの部は12日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの小田凱人(20=東海理化)が第2シードアルフィー・ヒューエット(28=英国)を6―1、6―1で下し、2年連続3度目の優勝を果たした。今年の4大大会は全豪、全仏に続く3連勝で、自身初の年間グランドスラムに王手。11日の女子シングルス決勝では第9シードのリンダ・ノスコバ(21=チェコ)が初優勝した。

 チャンピオンシップポイントを迎えると、小田はアウェーの観客をあおった。最後は相手のリターンがネットにかかり、両手を突き上げガッツポーズ。「最高の気分。ナンバーワンコートで決勝ができて本当にうれしい」と優勝者インタビューで笑顔を振りまいた。

 ダブルフォールト10回と苦しむ相手を尻目に、160キロ台のサーブでエース計4本を決めるなど試合を支配。一度もブレークを許さない完勝で、4大大会は節目の通算10勝に。車いす男子シングルスでヒューエットに並ぶ2位タイに浮上した。

 これで車いす男子では史上初の年間グランドスラムに王手。特注の白い車いすの上で、「年間グランドスラムに向けて、みんなで頑張りたい」と宣言した。