【ファンキー通信 ライフハック編】そこらへんの「モノ」を使って説明上手になろう!

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 人になにか説明をするとき、途中で話がこんがらがって上手く伝えられないことってよくありません? 逆にわかりやすく説明をしてくれる人を見ると、「この人頭いいなぁ〜」と自分の中で相手の株がちょっと上がったりすることも。スムーズに物事を伝えられる人ってちょっとかっこいい。私もそんな風になれないものだろうか?

 ・・・そこで見つけたのが、ネットビジネス情報ブログ『百式』内にあるブログ『IDEA * IDEA』で紹介されていた「オブジェクト使用型説明術」というもの。相手に上手に説明をしたいときは、「言葉」だけじゃなくて「モノ」を使って説明をしたほうがわかりやすい、ということなのだが、その理由として以下のことが挙げられている。

・人は動くものに注意を惹かれる
・話し手の顔を見なくて済む
・話が脱線しても目の前に「構図」が見えているから復帰しやすい

 なるほど。確かに長い間目をみつめながら話を聞くのは、集中力を要するし、目をそらせば気が散ってしまう。説明する側も、モノに例えることで話の順序も立てやすくなる・・・というワケなのだ。さっそくこの方法を用いて同僚のA君に「最寄り駅から自宅までの帰り道」を説明してみた!

 カンタンな特徴をいうと、駅から自宅にたどり着くためには2つの信号とコンビニが目印となる。ただ、これを「言葉」だけで説明しようとなると、曲がり角や距離感を伝えるのがなかなか難しい・・・。ところが、自宅を消しゴム、信号をクリップ、という風に目印をモノに例え、その間を指で走らせていけば視覚で位置や距離が圧倒的に想像しやすくなる。自分でも「あれ? もうちょっと先かな?」と理解しながら説明できるし、A君も話の途中で「この角からまっすぐ行くの?」と消しゴムを指差したりして説明に参加できるから、飽きず疲れず話が聞けるのだ。

 どうやらA君にこの説明は上手く伝わった様子。途中で相手の疑問点もわかるので、本当に理解してもらえたかどうかを把握しやすいのも、この方法の利点と言えそう。

 使用する「モノ」はそこらへんにあるものなら、なんでもOK! いつでも実践できるこの説明術、ぜひお試しあれ!(坂井あやの/verb)

■関連リンク
IDEA * IDEA - 文中で紹介した説明術が掲載されているブログ

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