『紅白歌合戦』STARTO社との交渉難航で出場者発表が異例の“1週遅れ”に…NHKが突きつけられた「驚愕の条件」
「菅田将暉さんの実の弟でアーティストのこっちのけんとさんが『紅白』内定とスポーツ紙が報じましたが、出場歌手の正式発表が今年は遅いですね……」
声をひそめてこう語るのは芸能関係者。大みそかの『NHK紅白歌合戦』の出場歌手の発表をめぐり、いまNHK内で混乱が生じているという。
例年11月2週目ごろには出場歌手が正式に発表される傾向。実際、23年は11月13日、22年は11月16日に発表された。
しかし今年は例年とは状況が異なるようだ。前出の芸能関係者は言う。
「当初は11月13日か14日ごろには出場歌手を正式に発表する予定だったと聞いていました。しかし直前まで確定せず、結局発表日は18日か19日にずれこむとのこと。初出場の歌手は発表当日にNHKで会見をするので、NHKは現在各レコード会社に18日と19日のスケジュールを確認して調整しているようです」
なぜ当初のスケジュールに遅れが生じることとなったのか。音楽関係者は言う。
「NHKは10月にSATRTO ENTERTAINMENTのタレントの起用再開を発表しました。NHKとしてはやはりSnow Manに『紅白』に出場してもらいたいという考え。Snow Manを主眼に置き、STARTO社との交渉を始めたといいます」
しかしその交渉は難航を極め……。
「故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、NHKは約1年間にわたってSTARTO社のタレントを起用しませんでした。公共放送としては当然の毅然とした態度でしたが、罪のないタレントたちにとってはかなり厳しい対応だという見方もありました。
STARTO社としても、こうしたNHKの対応には少なからず屈辱的な思いがあるのでしょう。NHKの要望を無条件に受け入れるわけにはいかないと、“STARTO社のグループを3組以上『紅白』に出場させること”を提案したそうです。
とはいえNHKも、STARTO社を解禁して間もないだけにSTARTO社の意見をすべて聞き入れるわけにもいかない。こうした経緯で交渉になかなか決着がつかず、出場歌手の発表が例年より遅れることとなったのです」(前出・音楽関係者)
果たして、誰が出場することになったのかーー。まもなく答え合わせとなる。