小沢一敬、たむらけんじ、渡邊センス…松本人志にハシゴを外された後輩“アテンド芸人”たちの末路
松本人志の性加害疑惑で、週刊文春への訴えを取り下げた松本の芸能界復帰が取り沙汰される一方、「アテンド芸人」などと呼ばれた松本の取り巻きタレントのその後に注目が集まっている。
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お笑いコンビ「スピードワゴン」小沢一敬(51)は今年1月から「活動自粛」していて、明石家さんまは先のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で吉本興業の幹部が松本問題の説明に来ることを明かし、こう言った。
「まあ、これからどう冷静に考えてもややこしくなるのはアレなんで。それで俺は小沢(一敬)と仲がいいんで、小沢が帰って来れるかと。(自粛したのは)本人からやから帰って来れないのか、この辺のちょっと小沢に聞いてみようと思ってんねんけど」
その小沢について、週刊女性は4月中旬に上下黒いジャージー姿でキャップとサングラス、マスクをつけた完全防備スタイルでいる姿を目撃し《自粛前の金髪は健在だったが、髪もヒゲも伸びており、少しやつれたように見えた》と報じている。
同じ「松本軍団」のお笑いタレント、たむらけんじ(51)は松本の性加害問題では、女性を集めて松本を接待する「ホテル飲み会」を主催したとされる。昨年5月から日本での活動を休止して米国に渡っていたそうだが、このほど帰国し経営する焼き肉店の再建を図ると報じられた。10月には芸能マスコミの取材に応じてこう言ったそうだ。
「皆さんが早く(復帰を)と思っているんじゃないですか。正味、本当にいわれのないことなので。ぼくらのことはどうでもいいですが、あの人のことは100(%)ない。これで人の人生が変わる、仕事がなくなるって、やっぱり日本をどうにかしたほうがいいと思う。おかしい。警察沙汰になっているとかならアレですが、そんなこともない。どうかしてる。長すぎる」
■渡邊センスはフライデーを提訴も…
たむらは松本を尊敬しているとされ、現在も松本擁護を続けているようだ。しかしネットの反応は《勘違い甚だしい》《松本の行為で苦しんでいる被害者がいるのに不謹慎》《会見を開き正々堂々質疑応答に答えて》というものだったという。
文春に続く松本の性加害報道で、写真誌「フライデー」を訴えたお笑いコンビ「クロスバー直撃」の渡邊センス(40)の訴訟は来年以降も続く見通し。2018年に行われた松本や渡邊らの酒席で、女性への対応をめぐって損害賠償や訂正記事を求めたものだが、松本の訴え取り下げを受けて、こちらは《完全にハシゴを外された》との声があがる。某放送作家はこう言う。
「『松本軍団』はピンではテレビなどからお呼びがかからないお笑い芸人らが松本の子分、腰巾着となって、女性を集めた接待飲み会で機嫌をとり、仕事にあずかろうという本音が見え見えでした。松本も『師匠』と呼ばれたがっていたり、そんな取り巻きを引き連れて、いい気になっていた。どっちもどっちですが、松本ばかり復帰報道や見通しが出ているのを彼らはどのように見ているのでしょうね。心中穏やかではないでしょうに」
某芸能プロデューサーはこうだ。
「音楽番組での出演アーティストのいじり方がタモリや黒柳徹子、古舘伊知郎らと明らかに違い、嫉妬心をぶつけたり、不良中学生が絡んでいるようなトークばかりでしたね。弟子を率いて、仕事も生活も面倒をみようというような気概も器も松本氏は持ち合わせていないのでしょう」
ゴマすりのつもりの忠義立てが全てムダになってしまった。
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どうにも玉虫色感が否めない決着となった松本人志の訴訟取り下げだが、その真意は別のところにあるのかもしれない。●関連記事【もっと読む】松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?…では、その可能性について伝えている。