レアルに負傷者続出…ミリトンが「前十字じん帯断裂」で手術実施へ…ロドリゴ&バスケスも戦線離脱

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 レアル・マドリードは9日、同クラブに所属するブラジル代表DFエデル・ミリトンが「右足の前十字じん帯を断裂し、両半月板を損傷した」ことを発表。近日中に手術を受けることも明らかにした。

 ミリトンは、9日に行われたラ・リーガ第13節のオサスナ戦に先発出場。セットプレーの流れの中で足を痛めると、担架に乗せられてピッチを後にし、下部組織出身のDFラウール・アセンシオとの交代でピッチを退いた。なお、ミリトンは昨季、左足の前十字じん帯を断裂し、同じく長期離脱を強いられている。

 レアルではその他にも、FWロドリゴとDFルーカス・バスケスがオサスナ戦で負傷交代。現地メディアによれば、ミリトンが約9カ月、ロドリゴは少なくとも約1カ月、ルーカス・バスケスは約3週間程度の離脱になると報じられている。

 現在、トップチームのセンターバックはDFアントニオ・リュディガーとDFヘスス・バジェホのみとなっており、バジェホは戦力と見なされていないため、実質的にはリュディガー1人となっている。これまで代役を務めてきたMFローレリアン・チュアメニは約1カ月の離脱中で、復帰の途上にあるDFダヴィド・アラバも起用できるのは年明けになる見込み。

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、オサスナ戦でミリトンの代役を担ったアセンシオについて「素晴らしいプレーだった。嬉しい驚きだ。私たちは彼を必要としている」と評価し、今後の戦力とすることを明言。1月の移籍市場で新たな戦力を補強する可能性についても含みを持たせた。


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