四国で大規模な停電発生 広報担当「原因は調査中」

　四国で9日夜、36万戸に及ぶ大規模な停電が起きた。

　四国電力によると、9日午後8時22分、香川県で約6万2500戸、徳島県で約11万1400戸、愛媛県で約11万1900戸、高知県で約7万9500戸、合わせて約36万5300戸が停電となった。その後、徐々に解消され、午後9時49分にほぼ解消したという。

　四国電力送配電や四国電力の広報担当者によると、四国と本州を結ぶ送電線でトラブルが発生。トラブルに対応する作業の途中で、四国への電気の供給が不足し需給バランスが崩れ、送電が自動的に停止されたという。広報担当は「供給不足が生じた原因については調査中」と話した。