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 元「雨上がり決死隊」の蛍原徹(56)が5日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月〜木曜前8・30)に生出演。「アメトーーク!」の誕生秘話を明かした。

 若手時代、大阪を拠点に活動していた蛍原は東京進出の前に名古屋で活動していた時期があったと回顧。「名古屋期があって…でも東京でなんとか。コツコツ積み重ねた」と語った。

 パーソナリティー「パンサー」向井慧から「感覚として、これっていうの(あるか)」と聞かれると「『リングの魂』っていう。テレビ朝日の深夜番組。呼んでもらった。当時、江頭さんと『雨上がり』の3人で“江頭軍団”みたいなコーナーを作ってくれて、ほんでいろいろ身体張るようなコーナーをやってた」と説明。「そのコーナーが当たって…そこの『リングの魂』ていう番組に、今のテレビ朝日の『アメトーーク!』一緒にやってる加地くんっていうのがやってた。そこでやっぱり知り合ってるんだよね」とテレビ朝日のプロデューサー・加地倫三氏との出会いを明かした。

 「ある日、東京で飲みに行った。そこにたまたま加地くんも飲みに来てた。トイレかなんかで“あれ!久しぶり!”ってなって。ほんだら別の席で宮迫も飲んでて。ほんで“なんか番組やってくださいよ”みたいな話をするやんか。加地くんが“トーク番組とか今やりたいな”みたいな話をしてて」と偶然の再会を果たしたと振り返り「次の日に、宮迫も加地くんと会ったってわかった。楽屋で当時のマネジャーがその場でテレビ朝日に電話して、しかも動いてくれて。一旦、特番を数カ月後にできるようになるのよ」と続けた。

 その話を聞いた向井は「全部やっぱり繋がってますね…いろんなピースが1個でもかけてたら、もしかしたらなかったかもしれない。いろんな芸人が『アメトーーク!』を期にブレークしていきますけど、その瞬間がなかったら、いろんな歴史がない」と感動を隠せない様子だった。