ネイマールに再負傷の可能性?…復帰2戦目はハムストリングを痛め30分足らずで交代

写真拡大

 アル・ヒラルに所属するブラジル代表FWネイマールに再負傷の可能性が浮上しているようだ。4日、スペイン紙『マルカ』やスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 現在32歳のネイマールはサントスやバルセロナ、パリ・サンジェルマン(PSG)を経て、昨年夏にアル・ヒラルへ完全移籍加入。中東での活躍に期待が寄せられたものの、昨年10月に行われたFIFAワールドカップ26南米予選・第2節のウルグアイ代表戦で左ひざ前十字じん帯および半月板断裂という大ケガを負い、加入から程なくして戦線離脱を余儀なくされることとなった。

 先月21日のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)第3節アル・アイン戦で実に「369日」の復帰を果たしたネイマールだが、再び離脱を余儀なくされる可能性が浮上している。同選手は現地時間4日に開催されたACLE第4節のエステグラル戦に58分から途中出場したものの、ボールをコントロールしようとした際に右ハムストリングを痛め、87分に交代を余儀なくされた。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は「ネイマールはハムストリングを痛めたため、アル・ヒラルのメディカルスタッフによる診察を受ける予定」と指摘。現時点でアル・ヒラルから同選手の負傷に関する公式発表はなされていない。

 途中投入からわずか30分足らずで復帰2戦目を終えたネイマールは、試合後に自身の公式インスタグラム(@neymarjr)のストーリーにて「痙攣のように感じたが、非常に強いものだった。検査を受けるつもりだが、深刻ではないことを願っているよ。1年後にこうしたことが起こるのは普通のことだ。医師からすでに警告されていたので、注意しながらプレー時間を増やしていく必要がある」と綴っている。

 なお、アル・ヒラルはセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチのハットトリックにより3−0の勝利を収めている。