表彰式で敢闘選手賞の表彰を受ける今宮(右から2人目)(撮影・穴井友梨)

写真拡大

 ◆SMBC日本シリーズ2024 第6戦 DeNA11―2ソフトバンク(3日、横浜)

 ソフトバンクの今宮健太がシリーズ6試合で24打数9安打2打点の成績を残し、敢闘賞を受賞した。「自分の持っているものを発揮しようと思って臨んできたシリーズですけど、勝てなかった」と振り返った。

 この試合は3安打を記録するも、打線はつながらず、得点は4回の柳田悠岐の2ランのみだった。今宮は過去6度、日本シリーズに出場し、これまで一度も日本一を逃したことはなかった。初めて目の前で相手チームが日本一になる瞬間を目にし、「悔しいですね。チームとして勢いに乗せてしまったらガンガン勢いに乗ってくるチームだったので本当に強かったなと思います」と話した。その上で「1年1年チャンスはあるので、もう一回リーグ優勝してもう一度この舞台でとは思います」と前を向いた。