全日本大学駅伝、2区で波乱 ※写真はイメージです(lzf/stock.adobe)

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 「全日本大学駅伝」(3日、熱田神宮〜伊勢神宮=8区間106・8キロ)

 大学三大駅伝の第2戦が行われ、2区で5連覇を狙う駒大が大きく遅れる波乱があった。

 大混戦だった1区から一転、2区では創価大の吉田響(4年)、青学大で出雲駅伝1区区間賞だった鶴川正也(4年)がハイペースで引っ張り、後続を突き放す展開。駒大は当日変更で起用となった桑田駿介(1年)が苦しい走りとなった。

 1位青学大、2位創価大で、国学院大は54秒差の6位、駒大は2分23秒差で、関東勢では最下位となる16位で3区に突入した。

 1区はスローペースな展開で、終盤まで大きな先頭集団での異例の混戦レースとなったが、日体大の平島龍斗(3年)が28分18秒で区間賞を獲得した。国学院大が2秒差の2位、青学大は4秒差の4位、駒沢は7秒差の13位で2区につないだ。15位の札幌学院大までが10秒差、20位の立命大まで14秒差の大混戦となった。テレビ朝日の中継で解説を務めた瀬古利彦氏は「史上稀にみる大接戦になりましたね」と語っていた。

 今大会は今年1月の箱根駅伝覇者で6年ぶり3度目の優勝を狙う青学大、5連覇を狙う駒大、出雲駅伝の覇者で、初優勝を狙う国学院大の3強の争いと目されている。